2024年2月27日火曜日

リスキリング(学び直し)

 少子高齢化時代へ向かう中で、日本が一人当たりのGDPを伸ばすにはリスキリングが必須だと考えます。先日、某企業の営業担当者が退職する事を告げられました。中小零細企業なのですが、人材不足の中で営業と加工を別職種にしているようで、業務のの生産性が低く、人材の定着も影響しているのではないかと考えます。

中小零細企業で完全な分業体制は時代に適合していないと考えます。成長を目指す企業では、社員が学び直してオールマイティを目指さなければ企業は成長しないと感じているはずです。成長して収益を上げなければ社員の待遇も上げようが無いのです。中小企業こそリスキリングを率先しなければ、企業も社員も生き残れない時代が目前に来ているのです。

リスキリングを重要視していない社会人が多い企業は、経営上の人材育成に問題があると考えます。かつての私はたまたま大企業へ就職しましたが、経理事務の傍ら営業も経験し、自ら進んで技術も学びました。大企業でもリスキリングの姿勢があれば、何でも経験して社内でも有用な人材になれるからです。

昨今リスキリングが必須だと此処彼処(ここかしこ)で叫ばれているのは、これまでの経験や知識だけではデジタル化の新しい時代に適合できないからです。自らの成長のため努力する姿勢が、これからの会社人生で活躍していく上でとても大切な要素だからです。若い頃に大先輩社員の「食わしてやっている」という厳しい一言が私には効き目がありました。

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