2017年11月10日金曜日

生き馬の目を抜く

最近はあまり聞かなくなった諺ですが、ちょっと思いつきましたので此処で話してみます。個人の人間関係においては「生き馬の目を抜く」ような間では親しくもなりませんが、ビジネスの世界では上記の姿勢を常に所持していないと大変な事になりかねません。日本人は島国で犯罪も少ないので他人をあまり疑う事をしませんが、米国で銃規制が進まないのも、米国人は加害者を責める前に、自分の身は常に自分で守るべきだと考えているからです。

海外とのビジネスでも、彼らの商習慣や文化の違いをよく認識しないとトラブルの基となります。日本人のお人好し精神では海外のビジネスでは通用しないと肝に銘じるべきです。共に事業を進める場合も、寧ろ「生き馬の目を抜く」くらいの用心深さと掌握が必要だと思います。「転ばぬ先の杖」ではありませんが、万が一の事を常に考えて行動するべきです。対北朝鮮に対する米国の対応も、まさに「備えあれば憂いなし」という方針ではないかと考えます。

残念ながら日本国内でも安全性が失われてきたのか、犯罪事件が後を絶たないような気が致します。もっと厳格な法律がなければ犯罪が減らない場合も考えられます。個人情報保護法が制定されたのも、個人情報が無断で自由に売買されたり、悪用されたりしかねかねない時代だからです。違法性を問われなければ、日本国内も犯罪が蔓延しかねない社会になってしまったのです。でも、犯罪の元を徹底して断たねば同じ事が繰り返される可能性は常につきものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿