2018年2月2日金曜日

転機

最近、国内の大手企業からキャリアを生かしてベンチャー企業へ転職しようと考えている人が増えています。近年、日本の大手企業も不採算部門のリストラで何万人もの人員削減を行っているのが現状です。しかしながら、日本の学生は新卒を中心に大手企業志向が強いのは昔も今も変わりません。そんな現象の繰り返しでは日本の将来の成長は望めないと思われます。では、どうしたら良いかということですが、大手と中小の人材交流を双方の経営陣が本気になって取り組むことではないでしょうか。日本はまだまだ大手と中小の垣根が高すぎるような気がします。垣根が高いと壁の向こうのお互いの事情が見えてきません。これからは様々な業種間のコラボが重要な時代です。めまぐるしい連携とサイクルのスピードを持った企業間のフレームワークが市場を制すると思われます。どこどこの大学やどこどこの大手で若者の将来が決まることはあり得ない時代にこれから日本も突き進んでいきます。会社経営もダイバーシティが当たり前になります。我々経営者は、勤労者が働きやすい環境づくりに積極的に取り組むことが必要です。18年度は前年度の延長でプラス成長が見込まれますが、19年度は世の中が大きく変わりますので、何もしないと日本はマイナスへ落ち込む可能性があります。今年は、生き残りのために産業構造を変える転機だと考えた方が良いと思います。

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