2019年6月17日月曜日

考察

昨日、大阪で起きた拳銃強奪事件は犯人の逃亡により指名手配されていましたが、今朝、漸く容疑者の逮捕というニュースで安堵した市民の皆さんは多かったと思います。今日は最近多発している幼児虐待事件について考察してみます。幼児虐待と言えるかどうか分からない程度の多少のいじめみたいなものは、「おしん」伝説のようにかつての時代から見られたと思います。しかし、昨今の度重なる幼児虐待事件のニュースは子どもを持つ親としての行為だからこそ、連日の虐待ニュースを聴く側としても大変な痛々しさを感じます。怒るとすぐに切れやすい若者の性格による突如としての行動だと思いますが、どうしても古い世代の私たちには無力の幼児に対する後先を考えない暴力行動が理解できません。かつて昭和の時代に猛烈に働いた団塊世代が今の日本に繁栄をもたらしたことは相違ないのですが、家庭を留守にして子育てを母親に任せて子どもの躾を犠牲にしてきた部分もあります。おろそかな子育て教育のつけは必ず子どもの将来に禍根を残すと思うのです。先日の元エリート官僚による息子の殺人事件にも、子育てに失敗した親の執念みたいなものを感じた次第です。自分の子どもでも駄目なものは駄目と、幼少時の頃から子どもに厳しく言える親の教えが、複雑な今の時代だからこそ益々必要なのではないでしょうか。

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