2021年8月13日金曜日

恩師

 高校を卒業して半世紀になりますが、小・中学校時代の恩師は殆どお亡くなりになられておりますが、僅かながら未だご健在で年賀状を交わしている方もいます。一方、高校時代の恩師は現在もご健在で、時々電話を掛けたり、何年か毎にお会いする機会があります。私の出身高校は小さな田舎町にあり、生徒数も小規模で、先生方との人間関係が意外に深くて、生徒にとっての先生方はちょっと歳の離れた兄貴のような存在でした。現在は過疎化の一途で人口減が続く出身地ですが、当時は小・中・高とも生徒数もピークで町中が大変な賑わいでした。小・中・高時代は都会と違い、塾や習い事など一切無くて、のんびりと優雅な学校生活を過ごしました。全国の地方も同じような状況だったのではないかと思いますが、地方においては一番いい時代だったのではないかと考えます。日本の全体的な人口は当時より増えましたが、都会と地方の人口の格差は都会への一極集中で逆に広がってしまいました。しかし、徐々に地方への魅力を感じる人たちも増えてきています。アフターコロナが地方創生を促進し、豊かな日本社会が再生されることを心より祈念いたします。

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