2021年8月23日月曜日

戯言

 今日は普段あまりテーマに取り上げない内容に触れてみたいと思います。先週の土曜日、オンラインである対談を聴きました。そこで私なりに考えを整理したのですが、日本の総選挙において有権者の6割強が無党派層で、支持する政党がないというのが現実です。いわば第1党は無党派層で、与党の自民党は第2党、その他は少数野党という勢力図で久しく変わらないという状況です。これまで野党が度重なる離合集散を繰り返した結果、国民が安心して政権を任せられる政党として自民党しか現実的な選択肢がないのです。国民の大多数が国政に無関心となった政治家の責任は正に重大だと思います。英国もドイツもフランスも政権政党間の力は常に均衡して争っていますが、日本の場合は1強多弱という勢力図が変わらないために、結果が変わらない選挙へ投票にも行かない6割強の無関心派を作ったのだと思います。政党支持率は国民による長年の信頼を下に築かれるのだという事を、もっと政治家の皆さんには考えていただきたいものです。これからの日本の未来は若い無党派層に受け入れられる政策を国が打ち出せるかどうかに懸かっていると思います。

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