2021年8月17日火曜日

価値観

国が平和になると「戦争を語る」ことが過去の教訓として受け入れられます。しかし、アフガニスタンのように内戦によって政府が転覆しますと完全な無政府状態となり、国民は国の行く末に右往左往してしまいます。戦後76年、平和主義の下で内戦すらなかった日本は本来が大人の国だったと言えるでしょう。軍事政権が国内でクーデターを起こし政権を奪うという点ではアフガンもミャンマーも同じです。国の行く末がどのように変遷していくかは国独自の問題であり、より良き方向をその国自身が考えるしかないと思います。時代を超えても、先進国では考えられないような事が世界のあちこちで起きているのが現実です。共通の価値観や利害を持ったG7(先進国7か国会議)が協力して、国際舞台でもっと積極的に平和的な行動を起こすべきだと考えます。国連は安保理でも利害が対立し紛争解決にも壁があります。 8月15日を境に「戦争を語る」というテーマに教訓が示されますが、大変貴重な機会だと思うのです。国によって宗教も文化も違い、様々な価値観を持った国の存在があります。アフターコロナでは世界平和の為にそのことが各国間で再認識されるべきです。


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