2021年8月6日金曜日

学校教育

 安倍前政権時に教員免許状の更新という政府案が浮かび上がりましたが、結局、野党や教育界の反対もあり廃案となったようです。改正の動機になったのは、おそらく教員の質が時代の進化に追い付いていないという現状からだろうと推測します。その後、政府の方針も変わり、今後の免許状取得においてはICT科目を必修にしようとの動きがあります。過去の教員免許を更新するのは現実的ではなく、単なる政治家の思い付きに過ぎないと思っていました。ICT科目を教員免許の取得科目に加えるというのは寧ろ遅すぎるくらいだと考えます。日本の英語教育も必要性に迫られて漸く変わりつつあるのが現実ではないでしょうか。語学教育は吸収力のあるティーネイジャーから鍛えなくては駄目だと、やっと遅ればせながら国も動き出したのだと思います。教育は時代の進化とともに内容も刷新されるべきです。日本人が近代史に弱いのも、国が学校教育の中でじっくり時間をかけて教えることを実施してこなかったからだと思います。教育は国家戦略においても極めて重要な政策です。

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