2021年8月19日木曜日

為替の話

在宅在宅勤務も慣れてきたせいか出社しているのと同様に一日があっという間に過ぎています。在宅だと一日が過ぎてすぐに夜になり、ブログを書きそびれてしまいます。ということで、中身のない本日のブログとなりましたがお許しください。古い話はいくらでも書けますが、昔話をしても若い人には興味がないのではと書くのを躊躇しています。

今日たまたま思いついたことは外国為替相場のことです。日本の為替相場が対ドルで110円前後で推移していますが、もっと130円~150円にでもならないのかと思うのです。私が子どもの頃は1ドル360円で海外旅行など高くて行けないので、「兼高かおる世界の旅」をテレビで楽しむのが関の山でした。その後1985年のプラザ合意で210円、さらに貿易収支が問題となり円高は進み、80円を切る超円高となって、製造業をはじめとする輸出企業は工場を海外へ移転する事態へと変わりました。国内が空洞化した原因は円高にあります。

しかし現在、日本の競争力は先進国の中でも低迷し、隣国の韓国より低くなっているのです。かつて中国は日本よりGDPも低かったのですが、現在の日本は中国の足元にも及びません。日本人の平均賃金もこの20年間で諸外国は2,3割上がっていますが、日本は下がっている傾向です。だから為替が今の水準だと海外との競争に負け続けるような気がするのです。


1 件のコメント:

  1. おっしゃる通りですね。一方で、外需を取り込む、かつての「ジャパン アズ ナンバーワン」は、根底に技術力の高さにあったとすれば、目下の日本はやはり劣勢ですね。

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