2021年11月26日金曜日

コラム

日経の「危機にすくむ」というコラムで、大変気になる記事がありましたので以下に抜粋しました。(国のかじ取りを任されたはずの政治が思考を止め、将来ビジョンを描くはずの官僚は気概を失った。政治も官僚も動かない本末転倒な状況に日本はある)、というものです。私もこの記事に全く同感です。政治主導の名の下に展開されてきた日本の行政はこれまで長い間思考停止が続いてきたように思われます。

日本は言われても気が付かないし、是正しようとしない傾向があります。このように日経新聞でバッサリと論じられると読者としても良く言ったと評したくなるのです。公務員の退職者が年々増えているのも仕事にやりがいを見いだせないことが原因だと思うのです。志望者が減ると、ひいては人材の質の低下に繋がります。公立の学校教員になり手が不足しているのも同様で、教育現場の人材の質の低下は最も深刻な問題です。

今後、どうしたら明るい未来が訪れるのかと考えるに当たり、先ずは現状認識しますと、今の18歳の若者の統計では日本の将来は暗いという回答が大多数であることです。 日本の大人たちは素直に若者の意見に耳を傾けて、夢を持てる未来社会の実現を図るために危機感を持って対策を論じるべきだと考えます。子どもたちにも大人たちが嘘をつかずに信頼できる後ろ姿を見せられるかどうかだと思うのです。

 

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