2021年11月11日木曜日

日本の在り方

DeNAの南場さんが経団連の副会長に就任したことで内心とても期待しています。表で発言される機会が増えて我々にも日本の課題への考察が間接的に伝わってきます。長年、重厚長大の企業で経団連のトップが占められていましたが、亡くなられた中西会長時代より時代の流れがグローバルスタンダードの体制に徐々に移行してきたようです。

高度成長時代は地方から都会へと人材が流動化して経済を成長させてきましたが、これからの時代は海外で学ぶ若い人材をもっと増やして、一部では富を国内へ逆流させることも戦略的に必要だと思います。理由は市場の中心が海外ですから、海外で事業を起こし世界市場で戦える力を国内に回帰させることも考えるべきです。

デジタル技術においても米中の戦いが今後さらに激しくなると思います。おそらく日本は両国には技術のスピードで追い付けないので、両国の先進的な技術を先取りして疑似化で新市場を狙うことも一つの戦い方だと思われます。プライドを捨てて素直に学ぶことは戦後日本が歩んできた道でもあります。恥ずべきことではないと思います。





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