2021年11月16日火曜日

杞憂

 最近、日本が少しずつ目を覚ましつつあるような気がします。「泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった四杯で夜も眠れず」ペリー率いる蒸気船が4隻やって来て幕府は眠れぬほどの大騒ぎという意味でした。財政赤字大国にもかかわらず、最近やたらと国が補助金など資金をばら撒いているような印象を受けます。

1300兆円の国債の半分は日銀が持ち、国民の金融資産が1800兆円もありますし、対外資産も、ODAもありますので、無駄金を使わないで、もっと生きるお金の使い方をすれば心配事の杞憂も減ります。どうして、もっと早く気が付かなかったのでしょう。思うに、ぬるま湯が段々熱くなり、お尻が火傷するような危機感を感じてきたのではないでしょうか。

批判や諦めに近い言葉は耳に胼胝ができるくらい聴きますが、どうしたら良いのか国が気が付かない限り庶民の思いは実現できません。私の勘違いかもしれませんが、最近の国は随分気前がいいように感じます。ご自分の懐は痛まないので太っ腹になるのかもしれないですね。でもアベノマスクみたいな無駄遣いだけは止めてほしいものです。

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