2021年11月22日月曜日

恩師

 高校を卒業して半世紀たちますが、未だに時々高校時代の恩師と話す機会があります。普通、半世紀も経つと恩師との関係は既に途切れていることが多いのですが、まだ何人かの先生と年賀状のやり取りが続いています。その中で今でも元気な高校時代の恩師がいまして、現在も予備校で物理を教えています。

実は先生が大学を卒業して教職に就いたばかりの頃に、初めて赴任した我が母校である高校でお会いしたのです。当時、先生は独身で教員住宅に一人で住んでいましたので、泊りで時々住宅へ押しかけていました。その後、下宿先を変えて、食事で通われていた向かいの食堂の娘さんと結婚されましたが、その家がたまたま我が家と遠い親戚でした。

親戚で奥様とも近しい関係だったために、その後は先生との関係がさらに緊密になりました。教え子を分け隔てをしない人徳のある先生なので、同級生は先生と私に関しての事情は知らないと思います。 しかし、幾つになっても現役で仕事を続けながら頭脳を使っていれば人間は老化しない事を身をもって教えられているような気がします。私も見習いたいと思います。

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