2022年5月18日水曜日

経済制裁

 ロシアによるウクライナ侵攻で欧米諸国による経済制裁が続いています。一時、ルーブルが急落しましたが、ロシア中銀による為替政策によって反騰しているようです。つまりルーブルが強いために購買力が低下していないという事です。つまりエネルギー価格が上昇し、水面下では天然ガスや石炭が相変わらずロシア寄りの国に輸出されているために、詳しくはわかりませんが外貨を稼いでいるのでしょう。

経済制裁には必ず抜け穴があると言われています。ロシア国内は穀物等の輸出も途絶えがちで、物資の輸入が減り高いインフレ状態だと聞きますが、依然プーチンの支持率は高くて国民の不満はあまり聞こえてこないようです。戦争で使っている武器は旧式でしかも戦争も長引いているために戦意は落ちているが国内経済は落ち着いており経済制裁の効果はそれほど効いていないようです。

注意しなければならないのはロシア経済が逼迫してきたら「窮鼠猫を噛む」で核兵器の使用も辞さない可能性があると追う事です。プーチンも血液の病気の可能性があると言われており、病とストレスで精神状態が常軌を逸した行動に結びつかないことを祈るばかりです。独裁政治の国においてはリーダーの言動次第で事態が急変することもあり得ますので恐ろしいことです。

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