2022年5月6日金曜日

連休の谷間

 コロナ禍で人の移動が長期間制限されてきましたが、3年ぶりに漸く5月連休を境にして大勢の人が東奔西走できるようになってきました。私自身はTVで各地の活況ぶりを眺めているだけですが、経済が回り出していることに満足しています。円安の影響で輸入物価は上がってきていますが、為替は内需にはそれほど影響はないので国内消費が今後さらに活発化することを期待しています。

話は変わりますが、近年全国のお寺の経営状況が良くない噂を耳にしますがどうやら事実のようです。私の住まいの近くにあるお寺も住職がいなくなったため檀家の寄付が無くなったと聞きました。つまりお寺の経営が厳しくなったものと思われます。確かに以前からいつもお寺の境内は閑散としており参拝する人は滅多に見かけないお寺だと思っていました。

かつては檀家のお葬式や法事などお寺が関わる行事が多かったと思いますが、葬儀や法事の簡素化やコロナ禍の影響もあり人の密集を避けたり檀家に関わる仕事自体が減ってきたのではないかと思われます。世代の移り変わりで仏壇も必要としない人たちが増えてきたために益々お寺との接点が無くなってきたのは事実です。

しかし、中にはお寺の跡取りで先代の赤字経営を黒字に転換したという例もありますので、中小のお寺の経営も事業そのもののやり方を工夫する必要がありそうです。一方、一部だとは思いますが神社は年間を通じて参拝客もいますので、私たちの目にはコロナ禍でも比較的経営は安定しているように映ります。連休の谷間に感じたことを記しました。

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