2022年5月20日金曜日

夕刊コラム

 私は歴史学者の小和田哲男さんの歴史分析が具体的で大好きですが、この程日経新聞の夕刊に登場されており、コラムを毎日楽しみに読んでいます。有名な方でも順風満帆ではなくて紆余曲折の人生を歩んできていることを知り、どういう訳か先生の庶民的な人生談を知りホッとします。先生の影響なのか最近は歴史ブームというか城巡りをする人も増えているようです。

実は私も今年は城巡りを色々計画しています。これまでは仕事を兼ねて団体で日本各地の城を訪ねたことはありますが、歴史探索を目的で一人で城巡りをしたことは少なかったのです。今年1月に駿府城の遺跡を見物したのですが、小和田先生が静岡大学の助教授時代に駿府城遺跡発掘以前の頃に市に対して美術館建設反対運動を起こされた話を初めて知りました。

日本全国の城跡も戦争や戦後の建設ブームによるマンション建設などで無残に消えた箇所も多いということです。戦後の復興で心の余裕がなかったのか、日本人の歴史観も過去には薄かったのでしょう。しかし近年は日本も豊かになり歴史好きな国民も増えています。城巡りも容易ではないのも事実で、TVで様々な日本の城巡りの放送も年々増えているのは有難い事です。

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