2022年5月26日木曜日

故郷

 いつも深刻な話題ばかりなので、本日は少し明るい私事のニュースをお話したいと思います。日頃、天草の会報づくりで大変お世話になっている某印刷会社の方が、天草の大ファンということで是非、天草を車で旅したいと以前からお話しされていました。今朝、電話にて私の実家近くに辿り着いたとの知らせを受けて吃驚しました。一応、実家の住所はお教えしたのですが不便なところですからと事前にお話していたのです。

私の実家はTVで放送されるようなポツンと一軒家みたいなところです。周囲は山に囲まれて家は50~100メートル間隔で8軒しかない小さな部落ですが、若者が都会へ出てから現在はお年寄りも亡くなり空き家の状態で住んでいる人はいません。私が子どもの頃は一家で平均7~8人はいて部落でも集まりがあると大賑わいでした。かつては農業が主体でしたが、現在は住民がいなくなり、山や田や畑も荒れ放題でイノシシなどの生息地となっています。

2年あまり、コロナの流行で故郷への帰省もままならない状況でしたが、漸く感染者も減り、人の往来も可能となったようですので、ご先祖の墓参りに行かなければならないと考えています。”ふるさとは遠きにありて想うもの”と若い頃には都会からの帰省が大の楽しみでしたが、今は人も住んでいなくて寂しいところに変わりました。しかし、ふるさとは良いところです。中学や高校の同級生も残っていますので、未だに再会できるのが大の楽しみです。



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