2022年7月28日木曜日

続「家と個」

本日も引き続き、「家と個」をテーマに話したいと思います。私自身は高校卒業と同時に実家(祖父母)の反対を押し切って上京しました。上京後、一から受験勉強をして何とか大学へ進学し、卒業後に不本意ながら民間企業に就職しました。

と言いますのも、女性(現在の妻)とたまたま巡り合い、結婚を前提に一旦は就職せざるを得ないと考えたのです。中高の教員免許では当時採用は難しく、通信制大学の教育学部に再度入学して小学校教員の免許取得後に教員になろうという意志もありながらのことです。

結果的には残念ながら大学も3年で中退して教員になる夢は断念することにしたのです。つまり妻子3人を養うにはそうするしかなかったからです。結婚も両家を地方から呼ばず、二人だけで細やかに教会で式を挙げました。

そんなこともあり、家という意識は姓が変わるだけで今日まで全くありません。つまり、我が夫婦には嫁にもらうとか嫁ぐとかいう意識はまったく無かったような気がします。私自身が夫婦同姓という古き日本の慣習を変えることに同意するのは、今は男女同権だと考えるからです。

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