2022年7月29日金曜日

会社づくり

 もう随分前になりますが、中小企業の異業種交流会で講演した際に「社長が変われば会社も変わる」というタイトルで話したことがあります。実は本日、書籍の謹呈と称しまして著名な方が執筆された書籍を戴いたのですが、その目次の最初の見出しが何と「社長が変われば会社も変わる」でした。私が話した内容は、良い会社にするためには先ずは社長である自分自身が変わらなければならないということを話したのです。

まだ中身は読んでいませんが、会社は社長が変わらなければ変わることはないという事です。世の中にはそのことが真に分かっていない会社の社長が殆どではないでしょうか。つまり社長が自分を変えないかぎり会社は変わり様がないのです。株式を公開している会社であれば社長が交代することは可能ですが、オーナー会社の場合は社長が容易に交代することはありません。変わらなければいずれ従業員が犠牲となります。

変わるためには謙虚な姿勢で常に人の言に耳を傾けることなのです。トップの姿勢や行動が会社を形づくるので、信頼される言動が常に問われるのです。私自身も35年間社長職を続けてきましたが、ステークホルダーからは経営者として本心が透かして判断されているものと考えています。会社は常に信用力が増していかなければ成長を続けることはできません。社長は人としての価値を日々蓄積し続けなければならないと考えます。それが会社のブランドにも繋がるのです。


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