2022年8月22日月曜日

鎌倉殿の13人

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が面白くなっています。源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの過程も興味がありましたが、頼朝死後に頼家が2代将軍に就いてから更に面白くなってきました。頼朝の死後も北条政子より時政や義時の動きに注目しています。

北条時政と対立していた比企能員の暗殺が頼家の失脚に繋がったわけですが、3代将軍実朝が誕生するまでの演出が見事でした。頼朝死後の御家人同士の確執や勢力争いを拝見するに、この時代の合議制による政治が限界だったことが理解できます。

鎌倉時代には朝廷と幕府が常に対立していたため勢力争いが絶えなかったようです。家康以降の江戸幕府時代には朝廷の影響力は殆ど無いに等しい中で平和な時代が続きました。やはり安定した国を治めるには長期にわたり周到な計画を綿密に練ることが必要です。

このような例は政治の世界や会社経営にも通じるように感じます。『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』と言われますが、NHKの大河ドラマから学ぶことは多々あります。どのくらいの視聴率なのか分かりませんが、ビジネスマンには企業社会で生きる上でのヒントになると考えます。 

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