2022年8月10日水曜日

世界の名著

 今に始まったことではないのですが、もう20年近く前に初版本として世界的に出版されていたスティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」が、未だに多くのビジネスマンに支持されて教本として脚光を浴び続けています。何故なのだろうかと私なりに解釈してみました。

日本の教育は戦後から一貫して一方的に知識を植え付けられるものでした。つまり金太郎飴の人材育成が続いてきたとも言えます。高度経済成長時代の大量生産には向いていましたが、VUCAと言われる不透明の時代には、主体的に行動する人材が多くいないと成長は見込めません。

残念ながら教育も旧態依然の状態で今日まで来たために、日本の成長が止まり、やがて気が付いてみると諸外国から追い抜かれる状況へ後退してきたのです。つまり日本人の意識改革が必要という事で、ビジネスの世界でも新たな習慣を身に付ける必要が生じたのです。

世界で何千万部も売れ続けている「7つの習慣」を手にしないわけには行かないほど、多くの日本のビジネスマンにも支持されています。私も目の前の本棚から久しぶりに取り出して頁を捲ってみましたが、参考書として手元に置くべき貴重な名著だと再認識しました。


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