2023年6月14日水曜日

経営×習慣力

 会社経営において経営者の頭脳が良くても賢くなければ経営は順調にいかないと思います。習慣力とは賢く思慮深い行動を取る人の特徴のようです。日本人の経営者には頭脳が優れた人にも関わらず経営がうまくいかない人が多いのです。つまり経営において習慣力は重要な要素なのです。習慣づく人は2%で、大半の98%の人は習慣づかない人たちの集合体なのです。

習慣づく人は頭脳は普通でも失敗することは少ないのですが、習慣づかない人は失敗する確率が低くないのです。会社は人の組織をどのように作るかが重要です。その人的な組織のバランスを考えないと経営は上手くいくものも行かない可能性があります。経営層は賢く思慮深くなければ会社の成長はあり得ません。

賢い経営とは経営と習慣力を掛けたものなのです。私も長い間、経営者として歩んできましたが、私自身は賢いと思ったことは一度もなく、寧ろ思慮深さが足りなかったので色々と失敗も重ねました。しかし周囲に思慮深い賢い人を配置して経営を続けてきたお陰で今日があります。世界的にどんな立派な企業でも経営者の周りには必ず賢く思慮深い習慣づいた参謀役の人がいるようです。

表向きは経営者が目立ちますが、縁の下の力持ちではありませんが、経営者より寧ろ思慮深く賢い参謀と言える人が陰に存在するのです。トップが暴走しすぎて後継者の人選を誤る有名企業も多々ありました。経営者が独裁過ぎると、キャリアが邪魔をして周囲の意見を聞かなくなるから経営は危うくなるのです。常に聴く耳を持つ謙虚さが必要だということです。

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