2023年6月21日水曜日

円安効果

現在、インバウンド需要が盛り上がっています。当分、円安の影響で海外からの渡航者は増え続けることでしょう。日経平均も空運株が値上がりしているのは海外からの渡航者の増加とともに日本から海外への航空貨物も増えていると思われます。同時に海運業も貨物やクルーズ船の往来が今後も活発化するでしょう。

また世界の半導体メーカーが政情不安のリスクが低い日本に投資して生産ラインをつくる動きも活発になってきました。日本で半導体を生産して世界中に販売する時代が近いうちに到来するでしょう。工場は殆ど無人化されて稼働するので日本の生産性は急速に高まりますし、一人当たりのGDPも増えていくことでしょう。

政府は2030年に海外からの投資額を100兆円にする計画です。日本への投資は近年減り続けていましたが、円安効果で徐々に増えていくと予想されます。当面の課題は人手不足への対策ですが、女性の活躍をさらに推進することと、海外からの人材を積極的に呼び込む優遇政策を実現することではないでしょうか。人口減少でも工夫すれば豊かな国になると考えます。

 

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