東日本大震災から今日で14年目ですが、歳月が経過するのは早いものです。被災地となった大船渡市で先日は大規模な山林火災が発生しました。山林火災は延べ2900ヘクタールにも広がったようですが、計算してみますと東京ドームおよそ620か所分に相当します。東日本大震災も太平洋沿岸部へ広範囲に被災が及びましたが、大船渡市の山林火災も相当に拡大した模様です。この冬は異常乾燥注意報が続き、室内でも毎日のように加湿しなければならないほどでした。
昨年は能登半島でも大地震が起きて、さらに夏場には大水害で多くの人々が被災されました。自然災害は突然やってきますので、災害が発生してからでは人力で防ぐことは中々できません。日頃の防災訓練が欠かせないのはいざという時の行政や市民レベルでの避難行動が大切だからです。また最近は地下に埋設された下水道や水道の経年劣化による漏水で陥没事故の発生が増えています。やはり定期的な点検を欠かさないことが事故を起こさないための予防手段です。
被災者の声を聴くたびに我が事のように感じる毎日ですが、多くの被災された皆さんが悲しみから少しでも笑顔が戻りお元気になられることを祈るばかりです。東日本大震災から14年も経過すると世代も変わり巷では震災の話題も聴かなくなりますが、もっと被災地の歴史に関心を深めるべきではないかと考える次第です。戦争に関与しない日本だからこそ、日本人同士で御互いに心情的な思いやりを深めていきたいものです。本日を東日本大震災を振り返る日にしましょう。
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