2021年1月13日水曜日

趣味

久しぶりにテレビで松本清張原作の「張り込み」を拝見しました。何度も清張作品の映像は見てきましたが、見終えてもあまりすっきりした印象は抱かなかったのですが、今回の作品はストーリーの完結も今までより良かったように感じました。

推理小説を題材にした映像は、あまり原文に拘り過ぎると演技のしつこさを感じますので、時代とともに視聴者受けするように脚色の工夫するのは必要かと思った次第です。私は暇があればテレビで様々な作品を見る機会が多いので監督にもこだわりがあります。

毎年の国際的な賞で作品が披露されますが、正直あまり優れた作品だと感じたことはあまりないので、封切の映画には敢えて飛びつかないようにしています。放映権を維持したい優れた作品であればテレビで再放送として残るからです。

ひと頃は米国の刑事ドラマ「コロンボ」に嵌っていましたが、繰り返しでほとんどの作品は見ましたので、最近は英国の刑事もの「ポアロ」や「モース」に拘っています。日々の安らぎを得るには「小さな村 イタリア」などの現地取材の作品がお勧めです。


























2021年1月12日火曜日

待望

 新型コロナで世界が一変したことにより人類に様々な示唆が天から与えられたように思います。トランプ大統領を再選させなかった米国民にも極限において必死さが感じられました。地球温暖化防止のため世界が一応にサステナブルな社会へ目が向きました。国連加盟国間でも消極的だと言われていた日本も到達目標のゴールを決めました。再生可能エネルギーの進歩は21世紀に新しい地球環境の時代を築くことでしょう。

健康を維持するために医療の果たす役割も、感染症の拡大を防ぐうえで重要性が一段と再認識されることでしょう。また我々の生活習慣も環境を考えて取り組む必要が求められます。IT後進国のままで非効率に気が付かなかった日本社会も、新型コロナによってデジタル化が今後加速していくものと考えます。課題はデジタル化と産業構造の変化に国民をどのように導いていくかだと思います。

世界秩序がやや乱れだしている現在において、日本の果たす役割は大いにあると思います。それは平和に基づく非核化の推進や人種間・宗教間の差別を撤廃するダイバーシティや地球環境の推進などの面で、国連の中で世界の先導役を果たすことではないでしょうか。資源の乏しく、市場が限られている日本は諸外国との親密な関係強化は必須な立場なので外交力は特に重要だと考えます。



2021年1月8日金曜日

小さな村

 年末年始の退屈しのぎに何週間分か録画していたテレビ番組「小さな村 イタリア」を観て楽しみました。毎回、村人の様子や人生の語りを聴きながら、この方たちはどこで人生哲学を学んだのだろうと感心するのです。代々引き継いで家業を継ぐことを子どもの頃から教えられているようです。

日本も同じような時代がかつてはありましたが、高度成長とともに集団就職で都会へ出て、二度と故郷へ帰らなくなり地方は過疎化してしまいました。10年近くイタリアのこの番組を観ていますが、未だに放送が続いていることは懐かしさを感じている団塊世代も多い事ではないでしょうか。

先日、感動してメモに取った村人の言葉をひとつ紹介しますと、「人のために働いていることが一番の幸せだ」と何人かの老人が同じような思いを語っていました。かつては日本でもお互いに村人同士が仕事を助け合っていました。

小学生の頃の私も、農家の手伝いに行った祖母に連れられて夜の食事会に呼ばれていました。他人同士でもお互いに持ちつ持たれつの関係が農村には存在しました。イタリアの村で育った人たちは家族を本当に大切にしています。祖先から教えられた言葉を大人になっても大切に守っているのです。

ローマやミラノのような都会の事情は分かりませんが、イタリアでは今も多くの村が辺鄙にも拘らず現存しているのは事実です。「人生の幸せとは何か」という教えを毎回のようにこの番組から教えられています。素晴らしい番組なので是非一度ご覧ください。

2021年1月7日木曜日

年頭所感

 政治でも企業でもガバナンス(統治)が大変重要だと言われています。企業規模が零細であれば組織化しなくても細かい運営も可能ですが、企業規模が大きくなれば運営が段々難しくなります。すべての人が機能的に専門能力を発揮するためには、企業組織を通じて人がしっかりと統治していかなければなりません。

企業で業務上のミスや不祥事が起きるのもチェック体制に穴があるからです。未熟な企業ではルーチンワークに落とし穴あっても担当者に任せて気づかないこともあります。昔からマネジメントの鉄則として上司は部下に対して「任せて任せず」という言葉が使われます。

しかし、中小企業が急成長をすると管理がおろそかとなり、部下に「任せっぱなし」になる傾向が多いのです。部下の作業を常に監督する上司は、作業を部下に任せてもチェックや指示をして業務を管理する必要があります。

企業において大体のミスや不祥事は、部下の業務を管理する上司が他の業務に追われて管理していない場合に起こります。ミスや不祥事が起きないようにするには業務を統率する人的リソースが必ず必要となります。

その意味で、企業の組織づくりとガバナンスは経営において最も重要です。また企業には監査役という重要なチェック部門があります。しかし、一般の中小企業には形式的に監査役が存在しますが、企業内の業務を定期的にチェックする体制が殆ど機能していないのが現実です。

弊社においてもしかりです。企業が順調に成長過程を歩めない原因もそこにあります。コーポレートガバナンス(企業統治)と共に企業における業務や会計を監査する役割は大変重要です。自社の課題を毎年洗い出して、新しい年のスタートが切れるように本年も努めて参りたいと思います。


2021年1月6日水曜日

成人式

 コロナ禍で成人式をどうするかの様々な議論がありますので、私なりに最後は少し意見を述べたいと思います。残念ながら私は成人式には出ませんでした。理由の第1は、地方出身者なので、住民票を置いている知らない自治体の成人式に行っても仲間がいないので楽しくないから参加しない。第2の理由は、まだ大学浪人中の身で晴れた気持ちで参加する気になれなかった。人には様々な理由があるので成人式に参加したい人やしたくない人もいるはずです。私の場合は後者でした。

世代間で精神年齢の差はあるかもしれませんが、選挙権を18歳以上に引き下げるならば、いっそのこと成人の年齢も18歳に引き下げたらどうかというのが私の意見です。18歳であれば高校の卒業生と一緒に仲間同士で成人式にも参加できるので、私の当時を振り返ってみても有難かったと思います。高校を卒業したら地方を離れる場合がありますので、ふるさとで成人式に出ることはコスト的にも大変なのです。20才を成人と決めつけなくても、18歳で成人だとすることも国として今後検討してみては如何かと思う次第です。

2021年1月5日火曜日

謙虚に学ぶ

 思えば昨年の今頃は中国の武漢で新型コロナウイルスが発生し、都市封鎖がなされるとともに、約10日間で数千床規模の隔離施設が武漢郊外に建設されるなどのニュースを我々は目にしました。日本では海外からの帰国者を成田空港でチェックしたり、横浜港に寄港したクルーズ船ダイアモンド・プリンセスの乗客から感染者が出て、医療関係者が乗り込み感染状況を調査している段階だったと思います。

あれから1年が経過した現在は世界中の状況が一変し、日本国内でも連日コロナ感染のニュースがメディアに溢れ続けているのが現実です。昨年1月の時点では世界の感染者数も数万人だったのが日を追うごとに拡大し、現時点では累計で感染者数が1億人に近いと言われています。昨年度初めの毎週の朝礼で、週ごとに世界の感染者が倍増していたのを今も覚えています。

不思議なのは、人権や自由が制限されている中国での感染者数が、欧米での感染者数が増加一辺倒のさなかに終息に向かったことです。現在は中国だけが普通の経済状況に戻っているのですから、欧米の民主主義国家も中国の対応にもっと謙虚に学べばよいと思うのですが、人権に対する批判ばかりで、現実はコロナ対応に右往左往しているのが現実です。

明らかなのは、経済対策とコロナ対策を両にらみでやってきた結果が、感染数拡大の2波、3波をもたらしていることです。最初に中国のように徹底的な封じ込み作戦が何故取れなかったのか、二次災難を起こさないためにしっかりと検証しなければ更なる発症の終息は難しいと思います。

中国とは政治思想が違うという理屈の前に、国民の生命を救うことを最優先に考えるならば、中国と同様の収束策を実現するにはどうすべきかを素直に考えるべきです。政治論争は横に置いてでも、中国や韓国にもっと感染対策で学ぶべきだと私は思います。

2021年1月4日月曜日

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

第97回箱根駅伝も無事に終わりました。事前に応援を自粛するように言われていましたので、沿道の観客も例年に比べて圧倒的に少なかったように感じました。

特に力を入れて応援する出場の大学はありませんが、今回は大方の予想に反して創価大学が往路で初優勝をしたので、できれば総合でも初優勝を飾ってほしいと復路も応援したのです。

まさか最終の10区で、3分18秒(距離にして1キロ以上)くらいの時間差がついていたところを、追走する駒澤大学に逆転されるとは夢にも思いませんでしたが、まれに見応えのある大会でした。

最後まで何が起こるかわからないのが勝負の世界です。「最後まで諦めないことが勝利に結びついた」とインタビューに答えていた駒澤大学のベテラン大八木監督の言葉がとても印象的でした。

さて本日から仕事始めですが、新型コロナウイルスも収束ままならない状況下で、政府が緊急事態宣言をどのように打ち出すかが注目されています。

年末から各国が日本への入国を自粛している状況からみて、政府が何らかの手を打たないと株式市況でも日本株売りが加速する事態になりかねません。

年末に黒柳徹子さんのドキュメンタリーを拝見しましたが、「テレビでは視聴者に嘘は通用しない」という毅然とした言葉が年末最後にとても印象深かったように思います。

政界でも産業界でも、視聴者を前にしてのリーダーの発言に嘘があれば国民やステークホルダーの信頼を失うことは勿論です。

私自身、本年も発言には十分注意して新年のスタートを切りたいと思った次第です。