2017年10月17日火曜日

コンプライアンス

言わずもがな「法令順守」という意味ですが、これには広義の意味でのコンプライアンスと狭義の場合とがあるようです。法令には国が定めた各種法令のほかに、企業内での組織規程があります。しかし昨今の企業の中には、企業ブランドを棄損するような様々な事例が後を絶ちません。経営のトップがテレビの前で不祥事の発覚に対して釈明するケースが、未だに減らないということです。つまり広義のコンプライアンスが実践されていない企業が多いようです。

今日学びました事は、法令順守に加えて、企業倫理や道徳観を従業員に対して広くそして深く浸透させなければ、コンプライアンスも絵に描いた餅になるという訳です。ブランド力のない中小企業も自社のささやかなブランド力を少しでも守るためには、広義のコンプライアンスを重視して質の高い組織づくりを目指さなければなりません。企業ブランドは一夜にして棄損することを経営者は厳しい覚悟で臨まなければならないという事です。

願わくば、政治の世界でもコンプライアンスを国民の前で堂々と議論して頂きたいものです。

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