2021年4月16日金曜日

恩師

 「仰げば尊し 我が師の恩・・・」という歌は、既に卒業式のシーズンは終わりましたが、この頃によく聴かされたものです。昨日は3年振りに熊本県在住の高校時代の恩師と連絡がつきました。熊本地震から5年が経ち、先生もご年齢は76歳になられているはずですが、今も現役で予備校の講師をなされていると聴き、未だに教育に対する厚い情熱に驚きました。

先生には高校時代に担任とともに物理と地学を学びましたが、当時大学を卒業したばかりの新人教師で気軽に話せる兄貴のような存在でした。独身時代は狭い教員住宅にも話し相手に時々押しかけて泊まりに行っていました。その後教員住宅から出て、下宿先で夕食を摂られていた向かいにある食堂のオーナーの娘さんと結婚されました。

たまたま、そのオーナーが我が家と親戚で奥様もよくご存知の方でしたので、尚一層親しくなったのです。他にも数人の担任されていた先生たちとは、半世紀過ぎた今でも時々連絡を取り合ったり、我々の同窓会でお会いしたりしています。こじんまりした高校でしたが、先生と生徒との関係はとても親密だったように思われます。

ちなみに先生のあだ名は、エリートでお育ちの良いお坊ちゃんのような方だったので、生徒からは「ボッチ―」と呼ばれていました。


1 件のコメント:

  1. 時間が流れても、変わらず連絡のとれる恩師との関係、羨ましいです!

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