2021年4月6日火曜日

人財

 最近、地方の学生さんが応募してくれるので、本当にうれしい気持ちになります。リアル中心の時代は地方の方はどうしても就職活動において距離的なハンデがありました。しかしコロナ禍でオンライン面接が可能となり、直接に地方の学生さんとお話ができるのは私どもにとっても大変なメリットです。テレワークが当たり前になり国内に定着すれば、日本全国どこにいても仕事ができるようになりますので、地方の学生さんも積極的に応募していただきたいと思います。

少子化の時代を見据えて、将来的には近くで親の面倒を見ることができるように、会社としても社員の皆さんの働き方を検討していきたいと考えています。 全国を行ったり来たりしてたまに懇親を深めれば、普段の仕事は遠隔でも出来るはずです。米国でも今日まで海外の人財を上手く活用してきました。我々も日本全国どころか、海外の人財も活用するような会社を目指さなければならないと思うのです。若者の人口減を考えると、もっと海外からの留学生を増やすべきです。

学校教育も個々の人財の特徴に目を向けて、早いうちから個々人の個性を見出して、潜在能力を伸ばしていく教育制度にしていくべきではないでしょうか。製造業を中心とした大量生産の時代から我が国は30年近く経ちますが、教育の中身は変わってないようにも思えるのです。米国や中国のような大国より、小国でも人財の特質を伸ばす北欧諸国の教育に学んだらどうかと思う次第です。地方でもゆっくり子育てができて、ゆとりある人生設計のできる国を目指してほしいものです。

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