2021年4月23日金曜日

雑感

先日、5年ぶりに免許証の書き換えを行いました。近年はゴールドマークの免許証を戴いていますが、車も無く運転を握る機会も無いので当たり前です。しかし、免許証の顔写真の変化だけは自分でも老けてしまっているのに驚きました。身分証明書代わりに免許証を使う程度ですが、警察署に隣接する交通安全協会にお任せしないで、自分でちゃんと全身を整えて撮影すれば良かったなと反省しています。年齢には適わないので贅沢は言えませんが・・・。

講習も含めて30分で書き換えの手続きは終わったので、これまた驚きました。かつては一日がかりでしたが、警察署の書き換え処理もスピード化されたものです。これも免許証がゴールドマークだからでしょうか。視力も眼鏡を着用するかギリギリなのですが、視力検査はあまりに簡単に事務的に済ませているようにも感じました。

気が付いたことは、何故マイナンバーカードや保険証などと免許証を早くから1枚に統一されなかったのだろうと思った次第です。ICカードの技術は30年前からありましたが、欧米と違って磁気カードを日本社会は多用していました。ICカードを活用すれば埋め込むデータ量も多くなるし、セキュリティ的にも安全です。

我が国は半導体は輸出するのですが、不思議なことに自国内で先端技術を活用して生活に活かそうということはしなかったのです。デジタル技術が海外に遅れてしまったのは、先進技術を世の中に普及させようという国の積極的な姿勢がなかったからだと思います。我が国の成長が失われた30年と言われる所以は、このあたりに要因が帰属しているようにも思われます。

 

 

 

 


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