2021年4月8日木曜日

在り方

 昨日、45年ぶりに大学時代の友人と電話で懐かしく話しました。最初の手がかりはFacebookにローマ字で名前が出てきたのです。世の中には同姓同名の人が多数いるので本人と見分けるのは容易ではありません。しかし偶然にもSNSで返信がありました。

基本データから何となく彼らしい気はしましたが、こちらからアクセスしても反応がしばらく無かったのです。彼は小学校の校長を退任してから、さらに教育委員会の仕事をしたりしていたようなので、情報漏洩に用心していたようです。

彼と何人かの友人は、大学時代に法学部で学びながら私と教職課程を一緒に受講し、中高の教員免許を取得した仲間です。しかし、大学を卒業しても郷土で教職の募集はありませんでした。仕方なく仲間と一緒に大学の通信教育で小学校の教師になる計画を立てたのです。

私は先に民間企業へ就職して、通信教育も仕事と掛け持ちで勉強して、順調に単位を取得していたのです。しかし必修科目の音楽実習に、わざわざ会社を休んで札幌から当時の実習地である千葉まで受講に行けず、卒業単位まであと僅かに残しながら3年で在学を断念したのです。

タイトルと話の内容はかけ離れましたが、教員の夢を実現できなかった私自身の悔しい思いを胸に、社員を学校時代の教え子だと思ってアットホームな会社経営を目指してきました。卒業生からも親しまれる先生として、またお客様からも親しまれ、社員からも愛される会社として在りたい、というのが迂回しましたが今回のタイトルの主旨です。




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