2021年5月12日水曜日

決算ニュース

 オンラインで某セミナーにPCで参加していたところ、いきなりスマホにソフトバンクGの決算説明会が行われているというニュースが突如飛び込んできましたので、ZOOMからの退室はせずにスピーカーオフにして孫正義社長の会見に耳を傾けました。昨日の報道で21年3月期の純利益が4兆9900億円と最高益だったので単独会見に興味がありました。

前期は惨憺たる業績だっただけに、今回の飛躍的な業績にメディアも注目していたようです。ソフトバンクもグループ会社となってから、投資会社として運用実績で稼ぐという色彩が強くなっています。自ら事業を営む会社とはビジネスモデルが違いますが、業績を稼ぎ出すという意味ではひとつの営利企業でもあるのです。

グローバル市場で稼いでいるために日本人が知らないだけで、日本国内での市場評価はあまり高くないのが現実です。私自身は随分前からユニークな経営者として孫社長の行動に注目してきましたので何ら違和感はないのですが、日本市場の観点からみると事業家としての志が想像を超越しているのかも知れません。

しかし、米国GAFA+Mの一角に日本企業が業績で初めて並んだというのは凄く誇らしいことだと思うのです。やはり、世界も日本もオーナー経営者が事業を飛躍的に伸ばしているところが多いようです。上場企業でもオーナー経営者が残っている企業の方が、長期ビジョンのもとに揺るぎない経営ができるのではないかと思います。


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