2021年5月14日金曜日

ジェンダーギャップ

 ジェンダーギャップ会議を視聴しました。ジェンダーギャップ指数が世界で120位と後進国の順位にある我が国を、遅まきながら何とか変えようという動きが漸く国会でも起きてきているようです。これまで恥ずかしくもなく平然と首脳外交を行ってきた日本のリーダーにも大きな責任があります。オリンピック組織委員会の惨状が世界から批判されて初めて気が付くのが現在の日本ですからやむを得ません。しかし、ジェンダーギャップの問題が真面目に論議されるようになっただけでも一歩前進です。

日本国内には民族紛争や宗教戦争は起こっていませんが、イデオロギーの対立は激しいものがあります。特に思想・信条は憲法で自由が保障されているにも拘らず、白昼に堂々と極端な妨害行為が行われて警察の取り締まりもなされない事象もあります。もし、国会議員の半数が女性ならばもっと思想・信条に対するバランス感覚があるのではないかと思います。つまり女性は争いが高じても戦争を引き起こすことが考えられないからです。未だに民族間の戦争が絶えないのも男性優位社会が振舞う現状があるからです。

20世紀時代は様々な国際的な水準でも日本の地位は上位だったと思いますが、21世紀になって様々な分野で世界の水準に後れを取ってきているのです。コロナ禍は不幸な現実ですが、コロナ禍で日本のデジタル化が隣国の中国や韓国にも遅れている現状も明らかになりましたが、ジェンダーギャップも改善されて行かないと、この先、国民にとって住みにくい社会となりかねません。日本を変えるために、先ずは女性の地位を上げることには大賛成です。この問題を避けて通れない時代の流れが目前にあるからです。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿