2023年11月20日月曜日

余談

本日は業界で未だにご活躍の方と久しぶりに歓談しました。業界で若い頃から活躍されて前職の会社を上場まで導かれましたが、決して偉ぶらないご性格と幅広い人脈をお持ちの方でもあります。 実は女性の方なのですが、日本企業もこの方のような人望のある女性を役員などにもっと登用する世の中になってほしいものです。さもなければ柔軟性のある働き方は難しいし、働く社員のモチベーションの高まりや業界の成長にも繋がらない気がいたします。

残念ながら上場企業の副社長で終わられましたが、私は社長に押すべき人物だったと考えています。しかし、日本企業も未だに男性優位な社会構造が続いています。漸く少しずつ日本の社会も変わりつつあり女性のリーダーが誕生してきていますが、欧州などと比較すると時代遅れの感覚は否定できません。少子高齢化も半世紀前から予想されていましたが、女性が働けない世の中を今日に至るまで続けてきたので少子化にならざるをを得なかったのです。

夫婦別姓が許されないのも古き時代の慣習を引きずっているからではないでしょうか。欧州では未婚の出産でも社会が同等に受け入れていますが、日本は非嫡出子という訳も分からない表現で差別が続いているのが現状です。残念なのは、生まれた子どもを認知したにも関わらず法律の定め通りに養育費を払うことも強制されていないことです。つまり、男性の至らなさで貧しいシングルマザーにならざるを得ない社会も放置されているような気がします。

話が外れてしまいましたが、後半は私自身が感じている社会の現状です。兎に角、女性が働きやすい環境をつくらなければ少子化の問題は解決できないと考えます。欧州などに比べると社会の在り方が何周回も遅れていますので、もっと女性議員を増やして安心して出産できる(子どもは社会が育てる)社会環境を整備することが必要です。世界のリーダーが男性ばかりなので紛争も絶えないのですが、民主国家から少しずつ変わり、積極的な女性を応援する国をつくるべきでしょう。



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