2023年11月28日火曜日

殻を破る

需要と供給で価格は決まるのは経済の基本ですが、これまでの全国一律の価格の設定を地域ごとに変動させる動きが外食産業にも見られ、収益にも寄与しているようです。地域ごとの顧客のニーズが把握できれば、製品の値上げを市場に浸透させることも可能だということです。ネットサービスやDX、GXが活発化する中でIT技術者の確保が課題となっているソフトウェア業界ですが、稼げるプログラミング言語にも需要と供給の関係で月額単価の違いも浮き彫りになっているようです。

今後、技術者不足に対応するにはIT技術者の報酬を改善する必要があり、言語の市場価値を経営上において意識することも需要です。未だSESが中心でSIerの下請けが中心のIT企業が多い中で、下請け仕事の脱皮を図ることは、言語の市場価値も含め、付加価値を上げて技術者の報酬に還元する上でも必要なことです。IT市場の動きに敏感になると同時に、技術者向けの教育に企業として積極的でなければならないと考えます。

小中学校のプログラミング教育をはじめ、高等教育においてもIT人材の育成が急務となっています。日本が競争力をつけるにはDXやGXを強力に推し進める必要があります。国内の人材不足を補うためにもDX,GXをフルに活用しなければなりません。我々も「紺屋の白袴」にならないよう、自分たちが率先して社内のDXを推進し、お客様のサービスにも応えていきたいと考えます。現状の殻を破らなければ新しい価値は生まれないという事です。

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