2025年5月30日金曜日

分断を避ける

 1月の就任以来、世界中のメディアでトップニュースとしてトランプ大統領ほど注目されている人物はいないように思われます。二転三転と当初の発言と変わったりしますが、このように自らの考えを明確に宣言する大統領も珍しいと思います。年齢の割に行動力や判断力はこれまでの大統領と比較しても並外れているように見えます。ブリンケン国務長官の行動力が目立っていた民主党のバイデン政権時代とは様変わりです。

米国の景気の状況が見えてきませんが、関税問題で米国経済にも動揺があるためドル安・円高で東京市場も一進一退のようです。先日、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が米国が分断社会になったのは米国政治が労働者層を犠牲にしてきたのが遠因というような記事を書かれていましたが、結果、大統領選ではトランプ氏が労働者層の圧倒的な支持を得たという訳です。

米国内は新興国の成長で製造業の競争力が低下し、労働者の失業でエリート層との貧富の差が拡大し結果的に国民の間で分断が生じたのです。中国も国民の貧富の格差は大きいですが、共産党政府に反発すると罰せられますので国家に国民は従順にならざるを得ません。日本は権威主義国家に比べるとまだ国家的にバランスが取れているのではないでしょうか。



2025年5月29日木曜日

探し物

 明日の雨模様の前にと考えて、早朝に近くに咲いているアジサイの花をカメラ撮影してきました。ところが疲れていたせいか、望遠レンズに装着していたレンズキャップを見失ってしまいました。カメラを購入後、ベルトを止める小さな備品も無くして何日も探しましたが見つからず、諦めていた時に突然意外なところで見つかったことが続いています。

昨日も標準レンズのレンズキャップが見つからず、あとでカバンの中に外れて落ちていたこと、本日も道中を何度も探し回った挙句、諦めていたところ偶然にも書斎の椅子の下に落ちているのが見つかったのです。その都度、動作の確認作業を怠るのは老化現象かもしれません。運よく探し物が見つかったからいいのですが、この先も何が起きるか分からないですね。

これまで過去にバスの中で手帳を落としたり定期入れを落としたりしたことがありますが、遺失物センターに届けられて無事に戻ってきたことがあります。また過去には手帳を落とした際に拾った方が中に入れていた名刺を見てわざわざ連絡してくださったことも有ります。手帳は貴重品なので無くした際は大変なショックですが幸いにも手元に戻ってきています。

不思議なのですが、過去に落としたものは私の記憶では無くなっていないと思われます。探し物をするのは追跡するだけでも本当に精神的に疲れます。どんなに探しても見つからず、たまたま他の事をしていて突然見つかることはよくあります。皆さんもご経験があるのではないでしょうか。すぐに見つからない時はしばらく時間を空けて冷静になることだと考えます。

2025年5月28日水曜日

トランプの出方

まだ何とも言えませんが、もし米国大統領にトランプが就任しなかったならばロシアとウクライナは停戦交渉どころか更に深刻さを増しただろうと考えます。トランプは就任後速やかに両国の戦争を終わらせると豪語し、関税もロシアに譲歩することで停戦交渉の妥結を目論んでいましたが、想定外にプーチンは簡単にトランプの術中にはまらなかったようです。

トランプは百戦錬磨の超人的ビジネスマンなので仲裁を拒んだプーチンを徹底的に困らせるでしょう。 ロシアに対する制裁措置に500%関税を課すことで中国を中心とした相手国との貿易の封じ込みを狙っているようです。何を企てるか相手には想像できないし分からないのがトランプのやり方だと考えます。トランプでなければ敵は相手の出方を見透かしてしまうのです。

トランプは無駄な戦争を嫌う平和主義者だと考えます。おそらく民間人として財を成して大統領まで上り詰めた人なので、単なるエリート上がりの職業政治家とは人物が違うような感じがします。職業政治家は職業軍人をも自由に操りますから、軍事的な「戦争ごっこ」も厭わない傾向にあるので始末が悪いことになります。なるべく戦争を回避するように言動するでしょう。

2025年5月27日火曜日

コメ問題

 今回の米騒動で与党の大臣によってこれほど実行力の差があるのかと印象を受けた次第です。5キロに換算すると政府の売り渡し価格が963円というコメの値段が従来の入札方式だと、値段の高い方(主にJA)が落札価格が向かいますので低くならないようです。更にJAー卸売業者ー小売りと流通コストがかかりますので、庶民の手元には5倍くらいに値上がりしているのが現状です。しかしそれは政府の責任です。

大臣が代わるや否や、備蓄米放出の契約を入札方式から随意契約方式に変えて小売りが直接購入できる臨時的な施策が発表され即実行されています。政府から小売りへ直接売り渡すと流通経費を入れても2,000円という価格が可能となるわけです。消費者物価が軒並み上昇している中で主食のコメの値段が一方的に上がるというのは農政の問題です。起死回生の手を打たざるを得なかったと言えます。

学者の話では市場で3重価格が生じると話していますが、消費者が家計に応じて手頃な備蓄米を買うのか、新米を買うのか、ブランド米を買うのか、自由に価格を選べば済む話です。売れなければ高価格のコメも需要と供給のバランスで値段が下がるはずです。おそらく昨年か一昨年のコメの不作で品薄が価格が釣り上がったと言われていますが、市場に供給されなければ価格は上がってしまいます。

2025年5月26日月曜日

生成AI

まだまだ日本国内では生成AIを企業内で活用するスピードが断トツに遅れていると考えます。 もっと日本人は独創性を発揮する分野を模索してクリエイティブな頭脳の鍛錬を積むべきだと思うのです。つまり日本の生産性を上げないとライバルとの競争力についていけず世界の中で生き残れなくなるからです。

政治家も含め、デジタル時代の変化に対してのんびりし過ぎているような気がいたします。企業でも業務の見直しを生成AIを生かして積極的に取り組まなければ、現状のままでは企業の生産性は更に低下していきます。企業社会は益々複雑化していきますので、ビジネスの中で生成AIをもっと多用しましょう!

つまり、生成AIはこれから更に技術的に進化していくからです。世界中のクラウドに蓄積されたデータベースは日々巨大化していきますので、生成AIは人間の能力を遥かに超えて分析力や判断力を実行してくれます。これまでのように文章で表現する画一的な記述や表現は生成AIに任せたいものです。

2025年5月23日金曜日

杞憂も時々

 今日はいつもリアルやオンラインで聴いている某主催の講演を臨場感を得るためリアルで聴きました。理由は、講演のタイトルが「富士山噴火!!その時あなたはどうする!?」という衝撃的なものだったからです。主題は南海トラフについてでしたが、有名な地震学者のようで詳しい話を緊迫感をもって語られていました。地震はたびたび起きていますが、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」で、私自身も地震が過ぎるとまた平静な気分に戻ってしまう傾向があります。

東日本大震災の10倍の被災者数と被災による未曽有の損害額が、今から10年後くらいに何もしないと被る可能性があるという、緊迫感を抱くような南海トラフによる予知的な話はとても刺激的でした。預言者の根拠のない話ではなく、地震学者の理論に基づく話は説得力があります。2030年から40年にかけて南海トラフが起きる可能性があるとの多数の学者による理論は決して無視できないところだと感じました。

国民に不安を度々煽るのは望ましいとは言えませんが、いつ災害が来ても被災が最小限に抑えられるように定期的な耐震の準備を重ねていくことが、国民全体としても必要な心掛けだと考えます。当該の学者は地震関連の著作書籍も多く、週刊誌にも連載されているようですが本日の講演で初めて知った方でした。富士山の噴火についても論説されましたが、南海トラフにしても杞憂も時々、我々はもう少し関心を持つべきだと感じた次第です。

2025年5月22日木曜日

働き易さ

新型コロナウイルス感染症の拡大防止で広まったテレワークが減少傾向にあると言われています。しかし現在もテレワーク勤務を実施している当事者の中で、今後もテレワークを続けることを希望している人が9割以上のようです。企業の中には出社を義務付けているところも週何日か推奨しているところもありますが、私の会社ではテレワークと利用状況はコロナ感染症防止の当時とあまり変化はありません。

テレワークが現在も続いているのはIT業界という業種の特性でもあると考えます。お客様と対面で商売をしている業界はIT業界のようにテレワークが中心になることはないと思うのです。つまり働く人がどの業種を選ぶかによって働き方は変わることを理解すべきです。経営者であれば出社を中心にして時々テレワークを活用すれば社員も利用しやすいと考えます。

確かに弊社でも技術者がテレワークで殆ど出社しなくなった社員もいます。コミュニケーションが苦手な面も否定できませんが、出社を適度に奨励すれば働いている社員にも納得がいくはずです。大事なことは社員に出社を無理に強制しないことだと考えます。共働きなどで柔軟に働ける労働環境が必要となってきているからです。人事評価も従来とは考え方を変えなければなりません。

従業員の満足度を優先して、働き易さが求められている時代だからです。そうすれば業務の生産性も上がるでしょう。


2025年5月21日水曜日

人の集まり

先日、何年ぶりに自治会の清掃作業の当番が回ってきました。欠席者は不明ですが、10名ほどのご近所のメンバーが集まりました。気が付いたことは、自治会の行事でも参加しないとご近所の方と会話する機会はほとんどないし、個人的なことも知らないというのが現実です。個人情報の漏洩に気を付けるあまり個人のプライベート生活のことも聞けませんが、もっと地域のコミュニティが盛んだとお互いに親密さが増して知り合う機会も増えるはずです。

私も現在の集合住宅に36年余り住んでいますが、住み始めの頃は皆働き盛りでお子様も幼稚園から小中学生まで自治会もいろんな行事で盛り上がっていました。ところが現在は入居者の1割くらいが独居世帯となっており、お子様の姿も独立して見なくなっているのが現状です。やがて独居世帯が年々増えていくと高齢者の介護の問題にぶつかります。地域の福祉がどこまで浸透しているのかわかりませんが、住民にとって決して望ましい住環境ではないと思われます。

核家族化の問題は今に始まったことではありませんが、もっと地域社会がお互いに手を携えるような住環境を行政も含めて考えるべきではないでしょうか。やはり老若男女がともに暮らす地域社会の実現を目指すべきです。若い時は老後の将来の事まで気付きませんが、老後になって気づいてからでは対策を打つのが遅いということです。都会の一極集中に甘んじて地方の過疎化が止められなかったのは残念です。人の集まる機会に接していきたいと考えています。

 

2025年5月20日火曜日

ラジオ放送

最近、若い人にラジオが人気のようです。テレビは見ないけど民放ラジオを夜中まで聴いているとのことです。テレビよりラジオの方がリスナーにとって親近感がありラジオのコメンテーターも飾らないからだと考えます。私も長年NHKのラジオ深夜便を聴き続けていますが、シニアに大人気の素晴らしい番組です。聴くことになったきっかけは、かつて会社経営のことで夜も眠れなかった時期にふとラジオのスイッチを入れて聴いた番組がNHKのラジオ深夜便でした。

もう20年近く聴き続けていますが、毎朝4時から5時まではラジオを聴くことが私の一日のスタートです。誰かに教わったわけではありませんが、4時から始まる「明日への言葉」というラジオ番組の内容にどれほど人生の知恵を授かったか分からないほど感謝の気持ちで一杯です。シニア世代に人気の番組なので、おそらく現役のビジネスマンで聴かれている方はそれほど多くはいないと思いますが、是非お勧めしたい番組です。

最近は民放のラジオ番組も受験生や若者に人気ですが、半世紀前にも日本放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」を当時の受験生は旺文社のラジオ講座と共に良く聴いていた時代がありました。テレビでは連日暗いニュースばかりですが、ラジオ放送では飾り気のないコメンテーターの声で心を癒される子どもたちも多いのです。最近はラジオ放送の広告費も人気で上昇傾向にあるとか。ある意味、救世主ですね。 

2025年5月19日月曜日

趣味その2

このところ雨が続き、遂にバラの花も萎れてきたのではないでしょうか。これからアジサイが見られる梅雨の季節が到来します。しばらくは湿度が高いジメジメした気候が続くでしょうが、アヤメや菖蒲も初夏の兆しを徐々に伝えます。ところで先日買ってきたカーネーションがまだ元気です。父の日が接近しつつありますのでそろそろ黄色いバラを見つけたいものです。

先日バラ庭園を訪れた日は絶好の日和でした。カメラの備品を見つかりとてもタイミングが良かったと言えます。しかし、父の日の花である黄色いバラはおそらく自然のバラ園では咲いていないでしょう。買うとすれば花屋さんで手に入れるしかないですね。花屋さんには年中バラの花があるので色んなバラがこれからも登場するでしょう。

自然の世界では季節ごとに色んな花を楽しめます。他の季節では春先ほど自然の花が咲かないのは残念ですが、花屋さんの前で美しい花を目にして心を癒したいものです。これまで写真に収めた花を観賞するのもいいですね。新しくカメラを購入したのも美しい花の写真を見たままの情景で撮りたかったからです。趣味の一環としてこれからカメラを多用していきます。

2025年5月16日金曜日

記憶力

 「記憶より記録」人間は歳を取ってきますと記憶力が低下します。年齢とともに脳細胞が減少しているので仕方がないのですが、年々衰える記憶力を補完する意味でも気づいた時に記録することが大切です。先日もカメラの部品が偶然に見つかったのですが、今朝は大切なカードが見つからないで二人で出勤前まで探しましたがどうしても見つからず、取り合えずその場は諦めて再度じっくり考えてみることにしました。

ところが私のカバンの中にあることを出社してから見つけました。なぜ決まった保管場所に置かなかったのか記憶にありませんが、記録していないと記憶は極めて疎かであることを自覚しました。生活していると物の整理が行き届かないことがあります。若い時は物を置いた場所を記憶しているので紛失することも少ないのですが、高齢になると置いた場所を忘れることは頻繁です。

ですから記憶力に頼らないで物を置いた場所は記録することが必要となります。さらに周囲の物を整理して生活に必要最低限の数量に減らすことが重要だと考えます。独身生活でも夫婦生活でも歳月が経つと周囲の物は年々増えていきます。断捨離が必要と言われるのは不要な物、使わないものが歳を重ねるごとに自然と増えるからです。記憶に頼らないで、記録できる範囲の物を持つように心がけたいものです。


2025年5月15日木曜日

大相撲

 大相撲5月場所が行われています。プロレス同様に子どもの頃から大相撲ファンだったので現在でも毎場所番付や取り組みを楽しみにしています。子どもの頃は二所ノ関部屋の大鵬関の大ファンでした。北海道の弟子屈出身ですが、ロシア系の日本人でした。私の故郷の九州では大鵬関が強すぎてあまり人気が無かったと記憶していますが、寧ろ子どもに人気があったのです。

大鵬関が大鵬部屋の現役の親方だった頃、家内と47年前の北海道周遊新婚旅行時に大鵬の実家で記念館を営んでいるお兄さんを訪ねたことがあります。一緒に記念撮影をしていただた写真は昔のアルバムに現存しています。だから個人的には大嶽部屋の元横綱大鵬関のお孫さんである王鵬関を十両時代から注目してきました。

大鵬関のお子様は残念ながら全員娘さんでしたので、大鵬部屋の関取と娘さんが結婚して誕生したのが現在前頭筆頭の王鵬と十両の夢道鵬(本日知りました)のようです。プロレスは過去にアントニオ猪木の試合を生で観戦したことがありますが、相撲はこれまで一度も経験していません。知人の方の紹介で漸く大相撲を生で観戦する機会が訪れそうで楽しみです。



2025年5月14日水曜日

カーネーション

 このところ花屋さんに赤いバラ「サムライ」が入荷待ちなのか見当たらないため、普段は生花として買わないカーネーションを各部屋の花瓶に飾っています。ところがこのカーネーションが意外に長持ちしているのです。普通の生花は数日間楽しめるだけですが、カーネーションは毎日様子が変わらないようです。人間もカーネーションのように毎日元気で過ごせたらいいなと思う次第です。

さて我が家では毎日のように九州の実家と連絡を取っていますが、漸く義母が介護施設に入ることを納得してくれました。病院が経営している施設ですが、この度の入居で個室に入りましたが、部屋の名前がたまたま偶然にもカーネーションでした。自宅の生花と介護施設の部屋がともにカーネーションで重なりびっくりしました。義母には楽しみながら元気で過ごしてほしいものです。

高齢者の介護に関する問題は家族にとっても大変な心の負担です。近年は介護施設の整備も地方ほど充実しており家族の負担も金銭的なもの以外は少なくなっているのが現状です。しかし日本において高齢者は年々増加傾向にあり医療費や介護費の公的負担も増すばかりです。地域社会がどのように増え続ける高齢者や児童福祉の担い手になっていくかが今問われているような気がいたします。

2025年5月13日火曜日

まさか

ちょうど今はバラの季節ですが、中々晴天に恵まれないために折角のバラ園の見物も見過ごしがちです。地域のバラ園もあちこちに存在しますが、何度も訪れている「港の見える丘公園」内のイングリッシュローズの庭を見物してきました。

もう1週間か10日くらい前であれば全体的に花びらも萎れてなかったのでしょうが、当園でもまだたくさんの綺麗なバラが拝見できました。ここは様々な種類のバラが園内で見物できて見頃の時期でもあります。

今回は買ったばかりのミラーレスカメラでバラの撮影をするのも楽しみにしていました。昼近く園内の喫茶店で食事を注文している時に、数日前に部屋中を探し尽くして無くしたカメラの付属品がパーカーのポケットからまさかのように飛び出してきました。不注意で無くした自分のふがいなさに呆れつつ偶然に幸運にも恵まれ良かったです。



2025年5月12日月曜日

趣味

写真撮影は趣味というほどではありませんが、最近、知人のご紹介で某メーカーのミラーレス一眼カメラを購入しました。ミラーレスなので一眼ですが一眼レフとは言わないようです。20代の頃は8ミリカメラ・映写機や一眼レフカメラを所有していましたが、社会人になって仕事が忙しくなると徐々に気軽に撮影できるコンパクトカメラを使うようになりました。

最初はフィルムカメラでマニュアルフォーカスでしたので、出来上がりを見ると撮影の失敗も多々ありました。現在はカメラもデジタル化が進んでオートフォーカスとなり、今やSDカードに大量の写真を保存できるし、撮影に失敗したら容易に撮り直しもできます。スマホのカメラも性能がいいので一般的な撮影ではスマホが多く使われています。

しかし写真撮影を趣味とするならば本格的なカメラを持ちたいと長年心に抱いてきました。ミラーレスは長年使われてきた重たい一眼レフに代わって世の中に登場した新製品ですが、撮影で構えてもとても軽いし、カメラの性能も優れています。高級一眼レフカメラもマニアにはブームで売れ行きがいいそうですが、年齢的にも重量の軽いカメラが最適です。

長年本格的な写真撮影とは縁が遠かったので、どこまで趣味としてのめり込めるか分かりませんが、老後の楽しみの一つにしたいと思います。久しぶりに製品の説明書にくぎ付けになりましたが、技術的にわからないことばかりなので徐々に色々と勉強したいと考えています。

2025年5月9日金曜日

こんな事がありました(その2)

今から40年くらい前、求人難で地方から採用した新入社員の中でビジネス用の鞄の中にナイフを所持している人がいました。たまたま会社側で鞄の中を見せてもらった時にナイフの存在が判明しました。本人に理由を聞くと都会は物騒なので用心のために所持しているというので、安全なので心配しないでと言い聞かせて「銃刀法所持違反」ではありませんが、持ち歩かないように注意をしたことがありました。

確かに40年前はニュースで聴く様々な犯罪はありましたが、通りで人を切りつけるような物騒な事件が頻発した話は聴いたことがありませんでした。 連日のように刃物を所持した傷害事件が報道される現代社会において何が原因として考えられるのでしょうか。成人した加害者による悪質な犯罪なので、翻って家庭の教育の問題として簡単に片づけることはできないはずで、やはり人格形成が重要です。

昨日の小学校内での傷害事件も真相は明らかではありませんが、生徒同士のトラブルに教師や父兄まで過度に関与した結果が事件にまで発展したようにも思えます。様々なハラスメントが人を傷つけることは事実ですが、どこまでが許されてどこまでがハラスメントなのか判断が曖昧なのも現実です。人の心情まで理解するのは難しいし、相手も自分を誤解しているのが普通です。

もっと人間関係をスムーズに行い、人に優しい社会を目指していかなければなりません。

2025年5月8日木曜日

こんな事がありました

 昨日、帰宅途中のバスの中で、前方に小さな子猫が国道の真ん中で立ち往生していました。すると黒いサングラスで強面(こわもて)の運転手が突然バスを停車させて、「可哀想だからちょっとお待ちください」と言いながら運転台から外に降りてバスの車体の底に潜っている子猫を抱きかかえて道路の外まで連れ出しました。

その間、乗客は運転手が戻ってくるまでしばらく静かにしていましたところ、運転手が戻ってきて「大変お待たせしました」と乗客にアナウンスして再びバスは動き出したのです。人は見た目で判断してはならないと反省しつつ、運転手の意外なやさしい行動に感銘を受けました。おそらくバスの運転手も自宅で猫を飼っているのだろうと推測した次第です。

連日報道されるニュースでは暗い話題が多い中、動物を愛護する素晴らしい人間性を垣間見た気がしました。車内で待たされて静かに様子を見ていた乗客も、気持ちと時間にゆとりがあったのか私を含めシニア世代が多かったようです。私もバスの前方に乗車していましたが、確かに可愛い子猫でしたので車に轢かれないことを願っていました。良かったです。

2025年5月7日水曜日

連休最後

連休最後の5月6日は4日の振替休日だったのでしょうか朝から気温が低下し終日雨模様のお天気でした。昨日は知人の紹介で横浜市内の区民センターで開催されたギターコンサートへ行ってきました。事前に前売り券と一緒に同封されてきたチラシの内容も興味を惹かれるものでしたが、昨日受付にて配布された資料も年1回の開催イベントらしく立派なものでした。

午後1時の開演で途中2回の15分の休憩を入れて、すべてのコンサートが終了したのは17時でした。久しぶりに生のギター演奏を耳にしましたが、長時間ながらも満足のいく演奏会でした。実はプロ級のギター独奏者の一人に元社員がいたのです。もう40年近くの知り合いですが、大学時代から地元のギター教室に通い続けて40年以上ギターを弾き続けている人です。

奥様も元社員で社内結婚同士ですが、あれから随分歳月が経ちお子様も既に社会人です。奥様ともご挨拶したかったのですが、用事で今回はこれなかったようです。元社員の方も現在は介護職の仕事をしていますが、かつて社員時代は私と一緒にマラソンをして身体を鍛えていたため今日の重労働にも耐えられていると冗談まじりに話していました。

若い頃は身体を鍛えるべきですね。 

2025年5月2日金曜日

たまたま

 人生には「たまたま」という出会いがあります。たまたま良い出会いがあればいいのですが、たまたま不運な出会いもあります。たまたま出会うのも運命でしょうが、その結びつきに不思議な縁を感じたりします。縁は広がる可能性があるので、たまたまできた縁は大切にして自分の人生に少しでも生かしたいものです。「棚から牡丹餅」とは労せずして幸運に恵まれることをいいますが、やはり行動しなければ良いものを得ることもできないと考えます。

しかし「犬も歩けば棒に当たる」というように行動して災難に遭うこともありますが、思いがけない幸運に恵まれることとしても使われます。さて本日のclubhouseでは、築地の伝統と革新、遊び、愛、食にみる商売や経営の向き合い方を築地在住で会社員ののだくみこ氏に教えていただきました。上野のアメ横と築地の違いは、アメ横は高い値段を低くするが、築地は値段を下げないでサービスをするとの事です。

やはり商売は人と人とのコミュニケーションでお客様との付き合いの中でお得意さんが徐々に増えていきます。常に勉強して商売に革新を生み出さなければ、昔ながらのやり方だけではお客様は離れていきます。商売だから適正な利益も必要ですが、お客様に遊び心を与えるとともに愛される伝統と魅力を伝えてきたこそ築地の素晴らしさが続いているようです。人も歩けないほどの混みようですがたまたま行ってみたくなりました。