2025年5月9日金曜日

こんな事がありました(その2)

今から40年くらい前、求人難で地方から採用した新入社員の中でビジネス用の鞄の中にナイフを所持している人がいました。たまたま会社側で鞄の中を見せてもらった時にナイフの存在が判明しました。本人に理由を聞くと都会は物騒なので用心のために所持しているというので、安全なので心配しないでと言い聞かせて「銃刀法所持違反」ではありませんが、持ち歩かないように注意をしたことがありました。

確かに40年前はニュースで聴く様々な犯罪はありましたが、通りで人を切りつけるような物騒な事件が頻発した話は聴いたことがありませんでした。 連日のように刃物を所持した傷害事件が報道される現代社会において何が原因として考えられるのでしょうか。成人した加害者による悪質な犯罪なので、翻って家庭の教育の問題として簡単に片づけることはできないはずで、やはり人格形成が重要です。

昨日の小学校内での傷害事件も真相は明らかではありませんが、生徒同士のトラブルに教師や父兄まで過度に関与した結果が事件にまで発展したようにも思えます。様々なハラスメントが人を傷つけることは事実ですが、どこまでが許されてどこまでがハラスメントなのか判断が曖昧なのも現実です。人の心情まで理解するのは難しいし、相手も自分を誤解しているのが普通です。

もっと人間関係をスムーズに行い、人に優しい社会を目指していかなければなりません。

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