2025年9月12日金曜日

ネタ

ブログを毎日書いていますが、時々書き忘れることがあります。その時、読者から体調のご心配をお気遣いいただくことがあります。当の私は単に書き忘れただけなのですが、他人は「どうしたのだろう?」とご親切に思っていただくので有難いことです。いつもネタ(タイトル)が見つかると文章化するのは苦にならないのですが、自宅に籠っていると旬のネタが浮かばないのです。

新聞記者は様々な場面を毎日取材するので原稿が書けるのですが、会社や自宅にいてもいろんな外部の取材はできません。私も現役時代に仕事で東奔西走して方々を駆けずり回っている頃はブログのネタに不自由しませんでした。あちこちに外出して情報に触れなければ新種のネタは浮かばないようです。

本日は編集長を務めて年2回発行している会報の校了日です。幸いに記事のネタは毎回集まりますが、コロナ禍の数年はネタ不足で紙面を埋めるのが大変でした。印刷会社からも「休刊も有りですよ」とアドバイスをいただきましたが、発行を諦めたくなかったのです。お陰様で会員の皆様からも好評のようです。



2025年9月11日木曜日

夫婦関係

現役を引退すると自宅で妻(夫)と過ごす時間が多くなります。中には「濡れ落ち葉亭主」と言われて、何をするにも妻の後をくっついてくる、つまり払っても払っても濡れ落ち葉のようにひっついて離れないことを指したりします。あるいは現役時代のように「亭主元気で留守がいい」と気楽さを継続しようと夫が在宅の時は妻が一方的に外出するとか、引退後の夫婦関係は様々です。

私の知る人の中には引退しても妻と一緒にいるのが嫌で、あらゆる仕事を求めて現役時代のように外出を続けている人もいます。いろんな夫婦がいるのが現代社会の状況、つまりご時世ではないでしょうか。翻って、いつ見ても夫婦仲睦まじく行動しているご夫婦も見かけますが、夫婦関係は引退後も長く続くので願わくばこうありたいものです。

元々夫婦は他人なので余ほど相性が良くないと、末永い人生においての同居は心地よいものではありません。子どもが成人してから離婚するご夫婦も世の中には少なくありません。夫婦生活を我慢して余生を過ごすよりも新たな人生を歩み出す方が幸せかもしれません。最後に私のことも話しますと、夫婦だけで一緒に過ごすことが一番の幸せです。

 

自然災害

昨日は神奈川県の産業人材育成フォーラムとして第40回グッドヒューマンネットワーク講座が開催されました。テーマは「台風災害の激甚化にいかに立ち向かうのか~タイフーンショット計画!」というものでした。台風の災害を減少させることは世界的な研究課題のようですが、日本の大学の研究機関でも取り組まれていることを知りました。

台風は毎年遭遇する自然災害ですが、台風を人工的に制御したり逆にエネルギーを活用して発電をしようという夢のような計画に挑戦しようという講演の内容でした。近年、夏のシーズンになると「線状降水帯」という気象用語を頻繁に耳にします。南方で発生する台風の接近には十分な備えが実施されてきましたが、「線状降水帯」による局所的な降雨量は未曽有の被害をもたらします。

地球温暖化とともに台風や線状降水帯の発生が年々狂暴化していくと言われています。特に線状降水帯による大雨が一日で一か月分の降雨量を記録することが頻繁に発生しています。近年の異常な降雨量に対して社会基盤の備えが充分と言えないのが現状です。自然災害を制御する研究は今後も継続されていくのでしょうが、排水溝などのインフラを整備することが急務だと考えます。

 

2025年9月9日火曜日

ところてんの味

 本日は久しぶりに「ところてん」を食しました。実は「ところてん」には幼いころの思い出があります。年に一度開催される町の運動会を見物に行った時に売店で売っている「ところてん」を人は買って食べていましたが私には贅沢な食べ物に見えて買えなかったのです。その話を何度も聞いている妻はいつも「ところてん」を食べるたびにその話題にのぼるのです。

「ところてん」は寒天と同じテングサできている食物繊維の豊富な食べ物です。寒天は幼いころから法事などで精進料理などで出てきていましたので特に好物ではなかったのですが、「ところてん」は子供のころの私にとって未知の食べ物だったのです。喉ごしがいい食べ物なので特に大好物というものではなく体にいいから時々食べているようなものです。

幼いころは実家が貧しかったせいで自分のお小遣いで手に届かない食べ物にあこがれることもありました。でも大人になってみるとそれがいい思い出なのです。食べたいものを食べれる人生に有難さを感じるのは大切なことです。妻とも健康で美味しいものを食べれることは幸せなことなのだと話したりします。「ところてん」を食しながらふと思った次第です。


2025年9月8日月曜日

石破首相退陣

政治が前に進まない中、参院選後の石破政権50日の空白期間が漸く幕を閉じました。現総裁が遺留のままで、8日に予定されていた総裁選挙前倒し要求の意思確認が、石破総裁の突然の辞意表明で直前に無くなり、あらためて正規の総裁選挙が行われることとなりました。

本日を皮切りに総裁選挙に向けて多数派工作が水面下で繰り広げられることになるでしょう。実質的に派閥が解消された中での選挙戦において素人には予想がつきませんが、やはり閣僚経験の豊富な候補者が相応しいのではないでしょうか。

大所高所から候補者が判断されて、国内外に通用する日本のリーダーとして誰がもっとも相応しいのか慎重に国会議員によって選ばれるものと思われます。日経平均も「ポスト石破」への期待感が表れていたです。国内外ともに閉塞感が漂う中で、リーダーシップに長けている候補者が必要だと感じます。 

2025年9月5日金曜日

内憂外患

 自民党内では石破おろしの連呼で総裁選挙の前倒しが画策されているようですが、あまりにも内向きな議論ばかりで日本の行く末が心配になります。今夏の参院選挙も昨年の衆院選挙も与党の敗北の原因は裏金問題に端を発していると考えます。本来は政権の失策で国民の意思表示が選挙に反映して負けるのですが、今回の石破政権には目立った失策がないようです。

石破首相の人物としての国民的人気はいまひとつですが、真面目で慎重派のタイプであること、すべてを理解しないとご自分の考えが進まない性格のようですから信頼に値する面も見られます。日本は議会制民主主義の政治なので首相を選ぶのは与党の国会議員です。ですから、大統領制の国の大統領のように日本の首相の権限はそれほど強くないと考えます。

どなたが首相になっても日本の大きく方向性は変わらないと考えますので、選挙の責任論ばかりを追及するのはいかがなものかと思う次第です。本日は株式市場が朝方から上昇基調ですが、主な要因は自動車関税の15%への大統領令にトランプ大統領が署名をしたからだと考えます。日本の基幹産業である自動車産業において吉報のニュースがマーケットに反映したものと考えます。

まさに内憂外患でしたが、漸く米国との最大に懸念された関税問題に一応の決着が見られたのではないでしょうか。日本の政治にはもっと外の世界に目を向けてほしいものです。

2025年9月4日木曜日

国際連合

国連が創設されて80年となります。現在の国際連合は、第一次世界大戦後に設立された国際連盟の失敗を教訓として第二次世界大戦後に当初51か国で設立されました。現在、193か国の加盟国が参加しており、世界中のほとんどの国が加盟しています。しかし、国連憲章に掲げられている目的の一つ、国際の平和と安全の維持が国連として全く機能していないようです。

国連の安保理(安全保障理事会)における常任理事国は米国をはじめロシア、中国など第二次世界大戦の戦勝国ばかりです。非常任理事国は日本など任期があり、改選によって選任されているようですが、常任理事国は改選がないに等しいのが現状です。常任理事国の役割は国際平和の維持が重要であるにもかかわらず、ロシアなど自ら戦争を仕掛けているのが現状です。

国連は紛争の予防と解決、平和維持活動(PKO)などを通じて世界平和を守ることが主な目的なのです。しかし、肝心の安保理の常任理事国、特に大国により国連憲章そのものが踏みにじられ国連の果たすべき機能が封じられている感があります。世界は国連の安保理改革を最優先に取り組むべきです。軍事費は増加の一途で平和が遠のいているような気がいたします。

 

2025年9月3日水曜日

行政サービス

 以前はあまり行政サービスを利用したことがありませんでしたが、漸く自由な生活をするようになって行政サービスの便利さに少しずつ気づくようになりました。本日は市役所から不用品の回収に来てもらいました。長く住んでいると家の中に不用品がたまります。以前はごみ収集場所にシールを張って不用品の回収に出していました。

今回は重くて嵩張るものが多かったので処分に困っていましたが、行政サービスの手続きをして自宅まで不用品を引き取りに来てもらいました。妻も不用品の処分に困っていましたが、娘がネットで調べて自宅まで回収に来てくれることを知りました。役所の担当者の対応も親切で妻も大いに満足していました。

意外と行政サービスのことは知らないものです。身近な行政サービスも同世代の人から教えられて初めて知ることも多いのです。これまで役所に行く機会が少なかったので、様々な役所のシステムは知らないことだらけでした。役所には様々な窓口がありますので、時々は役所に足を延ばして知らないことを見つける機会を作りたいものです。

2025年9月2日火曜日

女性パワー

コロナ禍以降、毎日のようにclubhouseのルームに参加していますが、一人社長で特に女性経営者の多いのには感心しています。年齢的には40歳~50歳の就職氷河期世代の方たちではないでしょうか。中には企業のサラリーマンや大学の先生をしている方もいますが、主に経営コンサルタント業をしている方が多いようです。書籍を世の中に出されている方も大勢います。

私も参加しているように経営層の方々の年齢は様々ですが、毎日のように様々な方の積極的な意見を聞けることは大変勉強になるとともに参加されている方々の今後のご活躍を願わずにはいられません。つまり、この国を中小企業の力で何とか盛り返したいと考えている方が大半だからです。先日も年に一度のリアルでのイベントに参加しましたが大変な盛況ぶりでした。

AI時代になって雇用が維持されなくなると、エリートでも就職が難しくなると米国では言われているようです。トランプ政権でも政府系機関の労働者が解雇されているのも現状です。知識だけの仕事ではAIが代行できる時代になるからです。これからは一人社長の時代で様々な連携をして中小企業が活動する時代が到来するだろうと話されていました。女性パワーに期待します。

2025年9月1日月曜日

対話と貿易

 少子高齢化が加速して人手が足りなくなる日本の産業は生産性の向上が最大の課題です。AI・ロボティクス化は日本の産業において労働力不足の解消、業務の効率化、生産性の向上において必要不可欠の要素です。遅くとも5年後には主要国間でそれらの格差が広がる可能性があります。

米国は関税問題で自国ファーストばかり考えていますが、中国は考えを同じくする諸国と貿易の自由化を狙っています。米国一辺倒の日本は最近、中国との関係があまり順調とは言えないようです。地政学的にも隣国との関係は首脳間の対話によって維持・向上を図るべきです。

米国は地産地消を強化するため日本にとっても貿易相手国として不利だと思われます。もっと中国に政治・経済面で協調すべき方向へ目を向けるべきではないかと考えます。日本にとって人口の多い中国やインドが市場としてこれからも魅力的ではないでしょうか。