昨日は神奈川県の産業人材育成フォーラムとして第40回グッドヒューマンネットワーク講座が開催されました。テーマは「台風災害の激甚化にいかに立ち向かうのか~タイフーンショット計画!」というものでした。台風の災害を減少させることは世界的な研究課題のようですが、日本の大学の研究機関でも取り組まれていることを知りました。
台風は毎年遭遇する自然災害ですが、台風を人工的に制御したり逆にエネルギーを活用して発電をしようという夢のような計画に挑戦しようという講演の内容でした。近年、夏のシーズンになると「線状降水帯」という気象用語を頻繁に耳にします。南方で発生する台風の接近には十分な備えが実施されてきましたが、「線状降水帯」による局所的な降雨量は未曽有の被害をもたらします。
地球温暖化とともに台風や線状降水帯の発生が年々狂暴化していくと言われています。特に線状降水帯による大雨が一日で一か月分の降雨量を記録することが頻繁に発生しています。近年の異常な降雨量に対して社会基盤の備えが充分と言えないのが現状です。自然災害を制御する研究は今後も継続されていくのでしょうが、排水溝などのインフラを整備することが急務だと考えます。
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