パレスチナを国家承認している国は、現在、国連加盟国193カ国中147カ国がパレスチナ国家を承認しているようです。つまり、加盟国の76%がパレスチナの国家を承認していますので、本来、採決の方向へ進むべきなのですが、国連は全員一致で議題が可決されるため採決が難しいのが現実です。国連が諸問題の解決において機能しない大きな原因はそこにあると考えます。
米国とイスラエルが拒否権を発動していますが、 安保理の常任理事国である米国が拒否権を示せば採決に至らないわけです。戦争を終結させるために国連が存在しているにもかかわらず、安保理が全く機能していないことが理解できます。常任理事国が戦争当事国の場合、戦争終結への道筋を国連で描けないのが現実です。
トランプ大統領の国会演説にも理解できる面があります。戦後80年経ても世界の各地で戦争は続いています。トランプのような強権を持った大統領がたまたま存在したから、いくつかの地域紛争も停戦に至っていることは事実です。もし、民主党政権であればトランプのように強引な行動を為しえたでしょうか。パレスチナ問題は私も国家承認されるべきだと考えます。
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