一昨日、FRBのパウエル議長が政策金利を0.25%引き下げる意向を示し、翌日の東京市場は下げに転じるかと思いきや、米国経済の安定感が買われて日経平均も上げに転じて最高値を出したので正直驚きました。本日も午前中は強気に値を上げていましたが、日銀の植田総裁が政策金利を据え置きつつ、ETFを市場に放出するニュースで後場は大幅な下げに転じました。
米国との金利差を縮めるため政策金利の引き上げについて考えを述べられるかと思いましたが、今後関税の影響など不確定要素もあるので政策金利は当面据え置きのようです。株価は下がりましたが対ドルの為替相場は変動していないので今のところ問題ないのではないでしょうか。しかし、現在の円安が続く限り日本の物価高は収まらないでしょう。
自動車産業も関税の影響で国内の製造業はギリギリの経営を強いられているのが現状だと考えます。輸出産業にとって円安の効果はありますが、輸入価格の上昇は避けられません。金利も政策金利がいずれ3%台を目標に、為替相場も120~30円を視野に、再び強い日本経済の復活を願いたいものです。円安で市場金利が低すぎるので国内資産が海外から狙われるのです。
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