本日は久しぶりに「ところてん」を食しました。実は「ところてん」には幼いころの思い出があります。年に一度開催される町の運動会を見物に行った時に売店で売っている「ところてん」を人は買って食べていましたが私には贅沢な食べ物に見えて買えなかったのです。その話を何度も聞いている妻はいつも「ところてん」を食べるたびにその話題にのぼるのです。
「ところてん」は寒天と同じテングサできている食物繊維の豊富な食べ物です。寒天は幼いころから法事などで精進料理などで出てきていましたので特に好物ではなかったのですが、「ところてん」は子供のころの私にとって未知の食べ物だったのです。喉ごしがいい食べ物なので特に大好物というものではなく体にいいから時々食べているようなものです。
幼いころは実家が貧しかったせいで自分のお小遣いで手に届かない食べ物にあこがれることもありました。でも大人になってみるとそれがいい思い出なのです。食べたいものを食べれる人生に有難さを感じるのは大切なことです。妻とも健康で美味しいものを食べれることは幸せなことなのだと話したりします。「ところてん」を食しながらふと思った次第です。
0 件のコメント:
コメントを投稿