2018年12月28日金曜日

同窓会

中学・高校・大学を卒業して同窓会を開こうと考えても、誰かが幹事としてリーダーシップを発揮し、メンバーを仕切らないと昔の同級生は中々集まらないものです。還暦祝いに中学校の同級生が揃ったのが250人中70名余りで、最初で最後でした。つまり参加者の総意で複数の幹事を決めなかったからです。私たちの当時は、中学や高校を卒業して集団就職のために都会へ散らばったり、それぞれ違った高校へ進学したりしているので、クラス仲間と連絡が取れないのが普通でした。高校の方は4年に一度同窓会を催していますが、100名中20人くらいで、故郷の幹事がしっかりしているので、私の世代は特に同窓会への参加者が多く、卒業して40年以上になりますが、かなり珍しいケースだと言われています。最近、私が幹事になり、定期的に大学のクラス会を行っていますが、古い名簿は存在しても、集まるのはやっと5名くらいです。少ないのは、卒業時の正式な名簿や住所録が手元に存在しないからです。最近は個人情報保護法の施行で名簿すら公に作れないのが現状です。この5名をどうにか昔の名簿を頼りにして増やしたいと考えていますが、人それぞれ家庭的な事情があったりで、参加を丁重に断る人もいます。連絡取るには年賀状が唯一の手がかりですが、地方の方も多く、参加を呼びかけても更に集まるとなると大変です。地方出身者が多い関東でも、同窓会のメンバーをそろえるのは中々困難です。その点、地元出身者の方が多い関東地区はメンバーも集めやすいし、同窓会も開きやすいし、本当に恵まれているように感じます。

0 件のコメント:

コメントを投稿