2021年9月27日月曜日

食の安心

 我が家はもう20年以上食料品の定期宅配サービスを利用しています。お蔭様でコロナ禍の中でも週末の買い出しに行くこともなく大変楽です。30年前には車で毎週末スーパーに買い出しに行っていましたが、その頃とは随分生活スタイルが変わりました。スーパーに全く行かないわけではありませんが、スーパーはいつも不足分を買うのみに利用しています。

これから将来、小売業の形態も大きく変わっていくことが予想されます。生産者もこれまでの流通形態に頼らずに如何に消費者のもとへ新鮮で安全な食料品を届けることができるかを、流通手段まで選択しなければならない時代だと思います。確かに宅配サービスは安価ではありませんが、トレサビリティが明確で安心できます。

食糧の自給率を日本は今後高めていかなければ、世界人口も増えていくし、輸入依存率が高ければ世界の食糧危機の影響をもろに受けることになりかねません。そのためにも産地直送の宅配サービスで農家の手取りが安定して増えていくような流通形態をつくることが必要です。若い営農従事者を増やす為に地方の休耕地を活かす農地法の改正にも大胆に踏み込んでほしいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿