2021年9月3日金曜日

真摯な

我が社には社長室に神棚があります。神棚を飾ったのは、1996年8月8日に横浜市の西区から港北区の新横浜へ本社を移転して、第二創業で再生を願って祀ったのが理由です。それ以来25年の月日が経ちますが、神棚の榊と水を祀るのは一日たりとも欠かしたことがありません。夏場は榊が枯れやすく時々買い換えますが、水も毎日替えないと匂います。

以前は私自身で毎日榊の水を取り換えていましたが、現在は弊社の管理部の皆さんが気を利かして替えてくれています。ある年は新入社員たちが毎朝交代で務めてくれて合掌していたこともありました。毎年1月の仕事始めには、たまたま新横浜に近い大倉山の師岡熊野神社へ参拝する習わしも25年間ずっと続けています。

神頼みではありませんが、神棚には毎日、年に一度は会社として神社へ参拝するのも日頃の真摯な気持ちを忘れないためです。ちなみに自宅では毎日仏壇のご先祖様へ炊き立てのご飯とお茶とお水を奉げて合掌しています。会社でも自宅でもこのような習慣が抜けないのは、子どもの頃に一緒に過ごした祖父母からの教えだと思います。

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