2022年2月14日月曜日

変えるべき文化

元厚生労働事務次官である村木厚子氏の声にはいつも注目していますが、村木氏の「女性管理職の少なさが男女間賃金格差の要因。無意識のバイアスをなくせ」というご意見はご尤もだと感じています。古くから存在する歴史ある企業ほど女性管理職を作りたがらない傾向にあるのではないでしょうか。

入社時の賃金格差はなくても、勤続年数を経ると女性は管理職に登用せず男性ばかりを昇格させるので次第に男女間の賃金格差が顕著となる傾向は日本企業に多いような気がします。日本IBM社のように女性を積極的に管理職に登用する戦略をなぜ日本企業は取れないのでしょうか。

男性は会社では威勢を放っていますが、家庭では奥方の指示にも素直に従っているのではないでしょうか。その姿勢が会社内でも重要なのだと思うのです。パワハラなど会社では許されませんし、家庭ならばそのうちに離婚の道を歩むのは当たり前です。

日本はもっと女性を尊重する姿勢が増えなければなりません。そのような会社は必ず社員のモチベーションが継続して高くなると思います。コロナ禍で多くの働く女性が困窮しているのが現状です。村木氏のような意見にもっと日本人は耳を傾けなければならないと思う次第です。

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