2022年2月3日木曜日

親子関係

普段、滅多に仕事の話をしない娘とこっそりLINEでやり取りするようになりました。時は既に遅しで就職して10何年間も過ぎると、こちらのアドバイスに対して素直に頷かないところがあります。仕事内容も置かれた立場も違うので真に理解することはできませんが、やり取りを重ねるとこちらの言うことも次第に理解するようです。SNSなのでお互いに表情はわかりませんが気楽な感じはします。

「リンゴの実は木の近くに落ちる」というポーランドの諺がありますが、子どもは親と大して変わらない、という意味だとか言います。わが子に過度な期待や理想を押し付けていることを親は反省すべきだという事のようです。「鳶から鷹は生まれない」「蛙の子は蛙」とかいう日本の諺もありますので私自身も反省したいと思います。私も身の丈に合わないことをしないように度々妻から諭されます。

私も運よく今日まで無事に会社を経営してきましたが、私以上に優れた周囲の方々のお支えがあったからこそ今日の姿があります。この気持ちは多分両親のもとで育たないで祖父母が育ててくれたからだと思います。両親の教えを受けてこなかったので、私自身は正直子育てに自信はなかったのです。私は祖父母の優しさばかりを受け継ぎ、厳しい子育ては妻任せで今日まで来たような気がします。最近、漸く対等な関係になったようです。

 

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