2022年2月24日木曜日

親友

中学時代から付き合っている一人の友人がいます。中学時代の仲間はそれぞれ志望先の高校も別で、中には自衛隊の少年工科学校に進学した優秀な仲間もいました。親しかった仲間ほど中学卒業後は離れ離れになってしまいましたが、中でも一番親しかったA君とは長年にわたり付き合っています。

A君は中学時代の成績もよく、県下でも上位の高校へ進学し、教育大学を卒業後に教師になる予定なのが採用難で一旦は江田島の海上自衛隊の教官に就職し、その後また福岡県内の中学教員となり定年まで勤めました。 私も彼と同じような道を一時は志しましたが人生の方角は全く違ってしまいました。

彼は非常勤での勤めも終えて今はゆっくり引退生活を送っていますが、お互いにいい歳なのでコロナが終息したら一緒に旅行をしようと話しています。彼も幼少の頃に母親を亡くし、私も両親と離れ離れに育ちましたので、私たちお互いを介して双方の家族共々も親しくなりました。

共に小学校は別々でしたが、彼の実家は商売していましたので見かけたこともあり、中学になると急に親しくなり付き合うようになったのです。未だに何でも話せる唯一無二の親友ですが、歳をとってもお互いの仲は中学時代と同じで変わらないような気がします。

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