2022年2月8日火曜日

クーベルタン

オリンピックの創設者であるピエール・ド・クーベルタンはギリシアで行われていた古代オリンピックに感銘を受け、現代にオリンピックを創設しました。彼はオリンピックで各国が競技で競い合うことが戦争の抑止力になったことに意義を見出したようです。

今も彼の名言として語り継がれている言葉に「オリンピックで重要なことは、勝つことではなく、参加することに意義がある」という言葉があります。世界平和への願いが込められた素晴らしい言葉だと言われています。翻って現代は国威の発揚が少し目立ち過ぎて、勝利の為には手段を択ばない行動も散見されます。

スポーツ競技に、本来、政治は関係ないのですが、国家間におけるスポーツの祭典でありながら、政治的な外交問題に至るケースを一概に否定はできないようです。日本と中国の関係も、かつては卓球外交に始まり、徐々に戦時中のわだかまりや政治的な壁がほぐれていきました。これからもスポーツを通して紛争国の政治的和解が進むことを祈念します。


 

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