2022年12月16日金曜日

2023年の予想

 どうやらアナリストの予想通り2023年は世界的に厳しい経済の年になりそうです。何度も話していますが、米国をはじめ主要国がインフレ対策で金利を引き上げているからです。金利を引き上げれば金融の引き締めで企業が不況に陥るのは通常の論理です。

一方、我が国はひたすら金利を上げずに企業を不況から守ってきています。為替が円安で内外価格差が開いてインフレをもたらしていますが、内需経済がしっかりと景気を支えているのです。海外で労働者のデモが起きているのもインフレが酷いからです。

米国や英国のように高いインフレが続くと金利を上げることで貧富の差がさらに拡大します。日本が低金利で耐えられるのは、主要国に比べ日本の金融機関の経営がしっかりしているからだと考えます。主要国でバブル崩壊が起きないことを祈るばかりです。


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