2022年12月13日火曜日

お客様の為に

 30代の頃から異業種交流会に所属して交流を重ねてきたことは経営者としてかけがえのない財産となっています。30年も40年も長年にわたり会社のオーナーとして経営してきた方は、後継者に対して一応に「お客様の為に」という哲学を徹底的に叩きこみます。つまりお客様を常に大切にすることで信頼関係が長年にわたり積み重ねられていくので、会社が継続的に生き残るためには経営者として必須の感覚だからです。

その言葉を本日の昼食時に、30年以上にわたり会社のオーナーとして努めてきた異業種の方から聴きました。たまたま同じ歳の方ですが、これまで何度か倒産寸前まで会社が追い込まれた苦い経験談もお互いに共通していました。現在は世界各国から会社見学への来賓があるという事です。つまり中小企業と言えどもオンリーワンの技術を持っている会社だからです。社員数は弊社の3分の1以下の規模ですが年間の利益額は異業種ながら拮抗しています。

長期にわたり多くの中小企業が赤字経営だと言われていますが、オンリーワンの技術で高収益を続けている会社も世の中には多々あります。弊社はオンリーワンとは言えないまでも業界内では差別化を目指しながら着実に歩んできました。同業が多い中で如何にKPIを重視して経営してきたかが結果として表れています。社員の皆さんの努力があってこそですが、お客様の信頼を積み重ねてきたからだと考えます。

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